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スマホ決済のメリット・デメリットとは?決済形式や支払い方法も解説

現金決済よりもスピーディで、店舗でのやりとりもスムーズなスマホ決済は2019年以降、急速にユーザーを増やしています。一方で使いすぎや不正利用への不安の声も聞きます。そこでスマホ決済のメリットとデメリットを取り上げながら、徹底解説していきます。
2020年8月に実施された20~50代の男女500人を対象した、とある調査では、スマホ決済を利用していると回答した人が58%を占めるなど、スマホ決済アプリは急速な広がりを見せています。2018年10月にサービスを開始したスマホ決済アプリのPayPayも2020年6月にユーザー数が3000万人を突破するなど、1年で2000万人以上、利用者が増えたと発表しています。利用できる店舗も増えてきて、自分も使ってみたいと思っている人もいるのではないでしょうか? ただ一方でよくわからない点もあり、不安を感じるのも事実です。そこでスマホ決済をするメリットとデメリットについて、解説していきます。

スマホ決済とは?

スマホ決済は、スマートフォンにインストールした専用のアプリで支払いができるキャッシュレス決済のひとつです。各社が利用すると割引やポイント還元されるキャンペーンを大々的に打ったこともあり、広く普及しました。利用できる店舗やサービスも年々、増えています。これから利用してみようという人のために、スマホ決済の概要を解説します。

2種類の決済形式

スマホ決済の方式には、「非接触型IC決済」と「QRコード決済」の大きく2種類があります。スマホを専用の端末にかざして支払うを行うのが非接触型IC決済で、駅の改札機や自動販売機などで見かける方式です。もうひとつは、主にレジで利用されている「QRコード決済」です。画面に表示されたQRコードか、バーコードを店頭で読み取ってもらうことで支払いが完了します。また、QRコード決済は店頭にある専用のQRコードをスマホで読み取ることで支払う方法も選択できます。

非接触型決済(非接触IC決済)

非接触型IC決済(非接触IC決済)では、スマホを端末にかざすだけで支払いが完了します。サインをしたり、バーコードを読み取ってもらう必要がありません。そのため、決済のスピードが非常に早いのが特徴です。一部のクレジットカードも非接触型IC決済に対応しており、こちらも同様にカードを端末にかざすだけで、支払いが完了します。

QRコード(バーコード)決済

スマホ決済のもうひとつの方式がQRコード(バーコード)決済です。専用のアプリをインストールし、残高をATMなどからチャージすることで、利用が可能になります。クレジットカードと紐づけることでATMなどから残高のチャージが不要になりますが、年齢制限や登録できるクレジットカードを制限するなど、利用に条件を設けているサービス会社もあります。使い方は簡単で店頭で自身のスマホに表示されるQRコードを見せ、バーコードリーダーなどで読み取ってもらうか、店頭に置かれたQRコードをスマホのカメラで読み取ることで支払いが完了します。

3種類の支払い方法

スマホ決済は、支払いの方法で「前払い(プリペイド・チャージ)」、「即時払い(リアルタイムペイメント)」、「後払い(ポストペイ)」の3つに分類することができます。それぞれどんな支払い方法なのか解説します。

前払い(プリペイド・チャージ)

スマホ決済は、アプリをダウンロードし、利用登録をしても、すぐには支払いに利用できません。どのように支払うを行うか、決定する必要があります。前払い(プリペイド・チャージ)は、事前にスマホ決済アプリにお金をチャージすることによって、残高から支払うという方式です。チャージにはATMから入金する方法のほか、登録したクレジットカードから、連動させた銀行口座からの入金などがあります。残高範囲内でしか支払いができないため、使いすぎを防止できるというメリットがあります。

即時払い(リアルタイムペイメント)

即時払い(リアルタイムペイメント)は、いわゆるデビットカードと同じ方式です。銀行口座と連動しており、決済と同時に口座から自動的に代金が引き落とされます。対応しているのは、ゆうちょ銀行の「ゆうちょPay」など、一部のスマホ決済に限られます。銀行口座に残高がなければ、利用できないのが、デメリットです。

後払い(ポストペイ)

後払い(ポストペイ)は、クレジットカードと同じ決済方式です。スマホ決済とクジレットカードを紐づけておくことで、代金は一時的にクレジットカード会社が立て替えています。後日、決められた期日になると、銀行口座から代金が引き落とされます。決済する時点では銀行口座の残高が足りなくても、利用することができます。利用者が後から支払いを行う仕組みなため、後払いだといえます。

スマホ決済を利用する7つのメリット

マホ決済は現金による決済と比べ、どんな利点があるのでしょうか? これから使おうと思っている人も、すでに使っている人も知っておきたい、代表的なメリットを7つ取り上げます。

メリット1|財布を持ち歩く必要がなくなり手早く支払いできる

スマホ決済のメリットのひとつに、財布を持っていなくても、スマホがあれば買い物や支払いができる点があります。とくに近所を散歩したり、ジョギングをしたり、できるだけ荷物を少なくして、出かけたいときにはうってつけです。スマホだけ持っていけば、ふとコンビニやスーパーマーケットで買い物をしたくなっても、支払いができます。普段のお出かけでも、少額の現金やクレジットカード、診察券など必要最低限のものが入る小さな財布に変えることで、荷物を減らすこともできます。支払いを行う際にも、小銭を取り出したり、おつりを受け取る必要がないため、店員さんとの接触を極力減らすことができます。しかも、スマホを端末にかざすだけ、あるいはバーコードを読み取ってもらうだけで完了し、とてもスピーディーにレジでの支払いを済ませることができます。

メリット2|ATMで引き出す回数が減ることで手数料負担を抑えられる

支払いで現金を主に使っている人の中には、財布からなくなったら、その都度、ATMで下ろしているという人もいるのではないでしょうか? 現在、銀行口座からATMで現金を引き出す際に、平日の日中以外は手数料がかかってしまいます。月に何度も引き出す人にとっては、その負担は馬鹿になりません。一方、スマホ決済では現金でチャージをすることも可能ですが、クレジットカードと紐づけて後払いにしたり、スマホの通信料金と合算して支払うキャリア決済を選択すれば、いちいちATMから現金を引き出す必要がありません。そのため、こまめにATMから現金を下ろして、支払いを行っている人はその回数を減らすことができ、また、引き出すたびに手数料が掛かっている人は、その分の手数料を節約することができるというメリットがあります。

メリット3|支払履歴を確認できるため現金よりも支出管理しやすい

家計簿をつけて、毎月の出費を把握している人もいるでしょう。節約や無駄な出費を避けるためには、どんなものに、どれくらいお金を消費しているのか、把握することが第一歩となります。ただ、支払った金額・項目などをすべて記録するのは思いのほか、骨が折れる作業で、はじめたものの続かずに挫折した経験のある人もいると思います。最近は便利な家計簿アプリが登場し、レシートをカメラで撮影するだけで、金額や項目を読み込むことができる機能を搭載しているものもありますが、それでも出費額を入力するなど、手間がかかるのが難点です。

その点、スマホ決済では、取引の履歴を簡単に確認することができます。そのため、お金の動きを可視化しやすく、現金での支払いよりも支出管理がしやすいと言えます。定期的に支払い履歴を確認する癖を付ければ、無駄な出費を控えることができるというメリットがあります。

メリット4|ポイント還元や割引サービスを受けられる

現金での支払いにはないスマホ決済のメリットが、ポイント還元と割引サービスです。多くのスマホ決済サービスでは、利用するごとに会計額の0.5〜1.5%程度をポイントとして還元される仕組みを採用しています。ポイントは代金の支払いに使うことができるため、スマホで支払えば支払うだけ、お得な買い物ができるわけです。また、加盟店によっては指定されたスマホ決済アプリを使用すると、その店舗で利用できるクーポンが発行されることもあります。さらにスマホ決済は多くの事業者が参入し、競争が激化していることもあり、一時的にポイントの還元率がアップしたり、抽選で支払額の一部(中には全額)がポイントとして戻ってくるキャンペーンを実施している事業者もあります。こうしたポイント還元や割引サービスは、現金で支払っていると、受けることができない恩恵で、スマホ決済を利用する大きなメリットだと言えます。

メリット5|クレジットカード連携で二重の還元が受けられることもある

スマホ決済アプリに、クレジットカードを登録すると翌月にまとめて支払う後払いを選択することができます。スマホ決済アプリにはポイント還元という仕組みがあり、クレジットカードにも同様に利用額に応じてポイントが貯まる制度があります。では、スマホ決済で、クレジットカード払いをしたときに、どちらのポイントが加算されるのでしょうか? 通常はどちらか一方のポイントしか、加算されないのですが、一部のスマホ決済アプリでは両方のポイントが加算され、二重の還元が受けられるケースがあります。普段よりもさらにお得に利用できることができます。

メリット6|審査不要で使用できる

スマホ決済アプリは、残高をチャージしてから使う方式を採用している事業者が多いこともあり、基本的な機能だけなら、事前に審査を受けることなく、利用を開始できます。アプリをダウンロードし、利用者登録を完了すれば、すぐに使うことができます。ただ、クレジットカードを登録したり、銀行口座からの引き落としを選択する場合には、不正利用を防止するために本人確認を求められます。また、クレジットカードがなくても、翌月にまとめて支払う後払いが利用できるスマホ決済アプリもあります。こちらも登録時に本人確認を求められますが、審査は不要のため、すぐに利用ができます。

メリット7|セキュリティ対策が万全

スマホ決済アプリは、支払いに使用するアプリの常に不正利用の危険にさらされています。そのため、各社はさまざまなセキュリティ対策を講じています。たとえば、支払い端末にスマホをタッチして使用する非接触型決済(非接触IC決済)のスマホ決済では、スマホと支払い端末の間でカード情報や個人情報を送信しますが、通信は暗号化されており、安全性が確保されています。またアプリを利用する際も暗証番号の設定だけでなく、指紋や顔など生体認証を設定することで、不正な利用を防止することが可能です。

また、QRコード決済では、支払い情報がバーコードに変換されるため、第三者に盗み見られたとしても、クレジットカードの番号や個人情報は判別できず、不正に利用される心配はありません。なお、スマホの画面に表示されるQRコードも数分で使用期限が切れて、利用できなくなる仕組みになっています。

さらに別の端末からアクセスするとSMS(ショートメッセージ)で本人確認を行う通知が届く二段階認証の仕組みもあり、第三者による利用をブロックすることができます。

そのほか、スマホ決済アプリでは、簡単にいつどれくらいの金額を使ったのか、利用履歴を見ることができます。定期的に履歴を確認すれば、使い過ぎの予防になるだけではなく、身に覚えのない利用(不正利用)に気づくことができるはずです。いち早く発見すれば、不正利用による損害をすべて補償してくれる事業者もあるため、安心です。

スマホ決済を利用する6つのデメリット

さまざまなメリットのあるスマホ決済ですが、同時に現金での支払いにはないデメリットもあるので、事前に知っておきましょう。

デメリット1|スマホの充電が切れてしまえば使用できない

スマホのアプリを使用して決済を行うため、肝心のスマホの充電が切れてしまえば、使えなくなってしまうのは最大のデメリットです。移動中の電車の中や、ちょっとしたスキマ時間にもスマホを触ってしまう人はとくに注意が必要です。一部のおサイフケータイ機能を利用した決済では利用できるケースもあるようですが、常にバッテリーの容量には気を配っておきたいところです。

デメリット2|通信環境のないところでは利用できない

通信環境が悪いエリアでは、アプリを立ち上げるのに時間がかかることがあります。レジで操作ができずに、モタモタしてしまうとストレスを感じますし、行列になってしまわないか気になります。店舗が地下にあり、通信が不安で決済できないこともあります。レジの周りで通信環境を確認し、スマホ決済が使えそうか、事前にアプリを立ち上げてみると良いかもしれません。

デメリット3|残高をチャージしないといけない

スマホ決済のスタンダードな支払い方法は、アプリの登録後、残高をチャージしてから、その残高内で支払いを行います。残高の範囲内でしか、買い物ができないため、使い過ぎの予防になるというメリットはありますが、その反面、頻繁に利用していると、チャージをするのが面倒に感じることもあります。現金決済でも財布に現金が不足すれば、ATMなどで引き出す必要はあるので、同じことなのですが、スマホ決済の場合、アプリを立ち上げて残高を確認するという、ひと手間があり、デメリットのひとつだということができます。もし、クレジットカードを持っているなら、アプリと連携させてオートチャージができる設定にしておくと、その不満を解消できます。オートチャージは残高が不足すると、クレジットカードを使って、残高を自動的に追加購入するという機能です。

デメリット4|各サービスの加盟店でないと使用できない

スマホ決済はすべての店舗・レジカウンターで利用できるわけではないというのが、大きなデメリットです。現金ならほとんどの店舗で利用できますが、スマホ決済は対応している店舗でしか、支払うことができません。スマホ決済ができる店舗、サービスが増えているとはいえ、まだまだ利用できないところもあります。買い物や食事をしたくても、手元にスマホしかなければ、諦めるしかありません。

また、スマホ決済が利用できる店舗でも、すべてのスマホ決済が使えるとは限りません。PayPayだけ、モバイルSuicaだけなど、一部のスマホ決済にしか対応していない店舗もあります。店頭に利用できるスマホ決済のステッカーが貼ってあることが多いので、入店前や支払い前に確認しておくと安心です。

デメリット5|初期設定や移行手続きが必要

スマホ決済アプリを初めて利用するときには、まずアプリをスマホにダウンロードし、個人情報を入力します。携帯電話番号やメールアドレスを使った認証をするなど、思いのほかたくさんの入力作業が発生します。また、クレジットカードや銀行口座からの支払いを選択するなら、加えて多くの初期設定が必要となります。これらは現金決済には必要ない作業のため、煩わしさを感じるかもしれません。さらにセキュリティ強化のための手続きもあり、現金よりも面倒だと感じる人もいるでしょう。

また、機種変更や紛失によりスマホを変える場合には、残高を引き継ぐために必要な移行手続きをする必要があります。こうした手続きも現金払いには存在しない面倒な作業だと言えます。

デメリット6|セキュリティ対策が必要

電話やウェブブラウザなど通信デバイスとしてスマホを利用していますが、スマホ決済アプリをはじめると、お財布の役割も担うようになります。そのため、あらかじめスマホを落としたり、盗難にあったときに不正利用されないよう対策を講じておくことが大切です。スマホ本体に暗証番号や生体認証を設定しておくことは当然として、もし、万が一、スマホを第三者に起動されてしまったとしても支払いができないよう、アプリ自体にも暗証番号や生体認証を設定しておくべきです。紛失時の利用停止に対応してくれる事業者なら、問い合わせ先や本人確認に必要な手続きを調べておくと良いでしょう。中には、不正利用が発生しても、申請を行うと全額補償してくれる制度を設けている事業者があります。身に覚えがない請求や支払い履歴があったら、事業者に問い合わせてみることをおすすめします。

便利なスマホ決済は欠点も理解しながらお得に活用を!

従来からあった現金やクレジットカードによる決済にはないメリットを持つスマホ決済は急速に普及しています。一方で、スマホ決済には欠点やデメリットもあります。よく特徴を理解した上で利用すれば、高い利便性に関心するはずです。お得に利用できるポイント還元や割引サービスもあるため、サービスの詳細を理解することで賢く活用してみてはいかがでしょうか?

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