最新キャッシュレスニュース”消費税増税で普及率が広がる”

2019年10月から消費税が10%に引き上げられました。キャッシュレスで支払いをすると5%還元するという政府の政策もあり、キャッシュレス決済の普及が加速度的に進んでいます。最近のキャッシュレスはどんなものがあって、何がメリットなのか。キャッシュレスに関するニュースについてまとめてみました。

日本でもキャッシュレス決済が一般的に

少し前までは、キャッシュレスというとクレジットカードのみが主流でしたが、最近はSuicaをはじめ、nanacoやWAON、PayPay、LINEPayなどさまざまな電子マネーが普及しています。どんなキャッシュレス決済があって、どの種類が多く使われているのでしょうか。

70%の人がキャッシュレスで買い物をする

現金以外のキャッシュレスで買い物をする人は、年代や性別に関係なくおよそ7割以上います。一番利用率が高いのがやはりクレジットカード。20代以上のほとんどの世代の人が利用しています。

次に多いのが、Suicaやnanacoといった電子マネー。これらは店頭でカードを提示して決済する方法です。またスマホのQRコードを支払い時に提示して、店員に操作してもらって決済するキャッシュレス決済も、若い世代を中心に利用が増えています。

またSuicaをスマホにインストールする方法や、QUICPayなどスマホをかざすだけで支払いができるタッチ型のキャッシュレスも徐々に利用者が増えてきていて、これからもさらにさまざまなキャッシュレス決済を利用する人が増えそうです。

クレジットカードと電子マネーを使い分ける人が多い

現在多くの人が買い物の時に現金以外での支払いを利用していることがわかりましたが、購入金額や使う状況によってキャッシュレスの種類を使い分けている人が大半のようです。

クレジットカードを利用する人の多くは、購入金額が3,000円以上の場合にクレジットカードを使う傾向があります。店頭でもインターネットショッピングでも、高額な支払いはクレジットカード利用が主流です。

また電子マネーやスマホ決済は1,000円以下の買い物に使う人が多く、コンビニやスーパーマーケットなどで小銭を出す代わりとして、便利に素早く支払いができるツールとして利用されていることがわかります。

クレジットカードと他に何か電子マネーやスマホ決済を所持して、金額に応じて使い分けてるのが現在の支払い方法の主流と言えそうです。

スマホで決済の利用者も増えている

クレジットカードやSuica・nanaco・Tポイントなど、カードを持ち歩いて決済の時にそれを使って支払う方法は以前から存在しました。

スマホにアプリをダウンロードしてクレジットカードでチャージ、支払いはスマホをかざして決済するスマホ決済を利用する人も、徐々に増えてきています。スマホ決済は主に20代、30代を中心に利用する人が増えていて、これからも利用者は増えると思われます。

カードを用いたキャッシュレス決済の場合は、利用時にそのカードを持ち歩かなければいけませんが、スマホにすべて入れてしまえばカードを持ち歩く必要はなくなります。忘れて現金で支払わなければいけないことがなくなり、いつでも使うことができるようになるでしょう。

キャッシュレス決済のメリット

キャッシュレス決済が急速に広まってきた背景には、便利なだけではなく利用することでメリットがあります。それぞれのキャッシュレス決済で利用する時のサービスやポイント、現金の還元などを随時行っています。多くの人が利用しているキャッシュレスにはどんなメリットがあるのか見ていきましょう。

ポイントが貯まる

キャッシュレス決済を利用することでポイントが貯まっていきます。クレジットカードが代表的で、飛行機のマイルが貯まるものもあります。ポイントを貯めて好きな商品と交換したり、商品券や宿泊や旅行などに利用したりすることができます。

また、貯まったポイント数をそのまま現金として次の支払いに使うこともできます。ポイントが貯まるシステムの場合、貯まったポイントを使う有効期限が定められていることが多いですが、クレジットカードの場合には、カード利用があれば期限がその都度延長されるものや、有効期限が永久にないカードもあります。

利用頻度によって、貯めたポイントを無駄なく使えるキャッシュレス決済を選ぶといいでしょう。

現金がなくても買い物ができる

現金を持ち歩かなくても買い物ができることが、キャッシュレスの最大のメリットと言えるでしょう。買うつもりがなかったけれど、お得な商品や欲しかったものを見つけてすぐに購入したい、うっかりお金を下ろすのを忘れていたといった時でも取り置きなどしなくても、その場で買い物ができます。

手持ちのお金を気にしなくても、買いたいと思った時に購入することができます。キャッシュレスの支払いがメインになってくると、現金がお財布にいくら入っているのか忘れがちになるので要注意です。

増税対策として5%お得

消費税が10%に上がってから、政府の対策として2020年の6月までの9か月間、購入時に現金ではなくキャッシュレス決済を利用した人に対して5%の還元があります。生活用品や食料品など常に必要とする買い物ならば、キャッシュレス決済を利用する方がお得です。

電子マネーやQRコード決済がよくわからないという人でも、支払いは現金ではなくクレジットカードを利用することをおすすめします。

よく使われているキャッシュレスの種類

キャッシュレスの種類には、前払、即時払、後払いの3種類があります。

あらかじめチャージするプリペイド式、デビットカードのように口座からその場で引き落とされるタイプ、後日引き落とされるクレジットカードなどです。プリペイド式や即時払いは、現金を支払っているのと同じことになります。後払い、信用貸しであるクレジットカードは、作る時に審査が必要です。

ここでは、現在多く利用されているキャッシュレスを紹介します。

PayPayが人気

PayPayのアプリのダウンロードは、一番人気です。QRコードを支払い時にスキャンしてもらうか、バーコードを読み取ってもらえば支払い完了です。ソフトバンクとYahooが出資しているサービスなので、セキュリティーの面でも信頼できます。

またPayPayが利用できる店舗が多いので、普段の買い物で頻繁に利用することができるのもメリット。PayPayを新規登録すると1,000円に相当するようなギフトがもらえるキャンペーンが行われていることや、PayPayを利用することで還元されるポイント率が高いことも魅力であり、多くの人が利用しています。

携帯やネット回線がソフトバンクの方、もしくはyahooプレミアムを利用しているといった方にとっては特に使いやすく、メリットが大きいキャッシュレス決済です。

ポイントが貯まるLINEPay

スマホでメッセージツールとしてLINEを利用している人なら、LINEPayもおすすめです。LINEのキャッシュレス決済で、プリペイド方式です。バーコードやQRコードを店頭で表示し、読み取って支払いをするというタイプです。チャージはLINEPayカードでの決済も可能です。

普段の買い物や支払いに使えるのはもちろん、LINEユーザー同士ならばユーザー間の送金を行ったり、支払いの割り勘をしたりすることもできます。

中古品の取引でもキャッシュレスが増えている

キャッシュレス決済は、新品を購入する場合だけではなく、中古品購入にも利用できます。ブックオフでは売りたい本の買い取り額を現金で支払うのではなく、スマホ決済に送金することができます。査定の待ち時間も減る便利なサービスです。

利用額を管理できればキャッシュレスは便利

キャッシュレスの現状について検証してきました。これからも便利さとメリットも多い現金以外の支払い方法は広まっていくでしょう。手持ちがなくても支払いができるのは便利ですが、利用した金額を自分で管理することが便利で、お得に利用できる鍵と言えます。

人気記事

大手ゲーム会社も注目!今後のNFT市場をゲームが牽引する理由。

大手ゲーム会社も注目!今後のNFT市場をゲームが牽引する理由。

今年に入り、突如として注目度の高まった「NFT(非代替性トークン)」というキーワード。アート業界のバズワードとして認識している人も多いかもしれません。ところが実は、NFTはゲーム業界の未来、IP(知財)コンテンツの未来を考える上でも欠かせないキーワードであることをご存知でしょうか。そこで今回お話を伺ったのが、世界No.1を記録したNFTを活用しているブロックチェーンゲーム『My Crypto Heroes』(現在の運営はMCH社)を開発したdouble jump.tokyo株式会社の代表取締役 上野 広伸氏です。この新たなテクノロジーは、ゲームの世界にどのような変化をもたらすのでしょうか。そのポテンシャルに迫ります。

「8割以上の精度で、赤ちゃんが泣く理由が判明」CES2021イノベーションアワード受賞。注目の日本発ベビーテック企業とは

「8割以上の精度で、赤ちゃんが泣く理由が判明」CES2021イノベーションアワード受賞。注目の日本発ベビーテック企業とは

テクノロジーの力で子育てを変えていく。そんなミッションを掲げ、泣き声診断アプリや赤ちゃん向けスマートベッドライトなど、画期的なプロダクトを世に送り出してきたファーストアセント社。「CES2021 Innovation Awards」を受賞するなど、世界的に注目を集めるベビーテック企業である同社の強さの秘密とは。服部 伴之代表にお話を伺いました。

世界のMaaS先進事例7選。鉄道・バス・タクシーなど交通手段を統合したサブスクモデルも!

世界のMaaS先進事例7選。鉄道・バス・タクシーなど交通手段を統合したサブスクモデルも!

国内でMaaS(Mobility as a Service)実証が活発化している。新たな交通社会を見据え、既存の交通サービスの在り方を見直す変革の時期を迎えているのだ。 交通社会は今後どのように変わっていくのか。MaaSの基礎知識について解説した上で、海外のMaaSに関する事例を参照し、その変化の方向性を探っていこう。

立教大学ビジネススクール 田中道昭教授の熱血講義『世界最先端のデジタルシフト戦略』Vol.1 最速10分で商品が手元に。「ダークコンビニ」に学ぶ、未来のコンビニ像

立教大学ビジネススクール 田中道昭教授の熱血講義『世界最先端のデジタルシフト戦略』Vol.1 最速10分で商品が手元に。「ダークコンビニ」に学ぶ、未来のコンビニ像

コロナ禍で大きな打撃を受けている日本のコンビニ業界。その一方で、アメリカで生まれた「ダークコンビニ」は、コロナ禍において三密回避ができる新しいビジネス業態として注目されています。店舗を持たずに取扱商品を厳選して、オーダーが入れば30分以内という超短時間で商品を届けるサービスが支持を集め、いまでは各国で同業態が生まれているほど。そのターゲットは一般消費者のみならず、B2B業界にも拡大中です。三密回避が求められる時代において、コンビニはどのように変化していくべきなのでしょうか。アメリカの事例も踏まえながら、AIやDXを活用した未来のコンビニの姿について、GAFA等メガテック企業の戦略にも詳しい、立教大学ビジネススクール田中道昭教授に徹底解説いただきました。

出光興産CDOに聞く、レガシー企業DX成功の秘訣

出光興産CDOに聞く、レガシー企業DX成功の秘訣

ブリヂストンを経て出光興産へ。日本を代表する大企業二社のCDO(Chief Digital Officer)を歴任し、DXを推し進めてきた三枝 幸夫氏。これまで培ってきたレガシーを活かしながら、時代の最先端をゆくビジネスを創造するための秘訣は、どこにあるのだろうか。デジタルホールディングス代表取締役会長である鉢嶺 登氏が、これまでの三枝氏の仕事を振り返りながら、社内全体を巻き込んでDXを進めていくために押さえておくべきポイントについてお話を伺いました。

ナイキ、ディズニー、グッチも注目。大人気のゲーム版YouTube「Roblox」とは?

ナイキ、ディズニー、グッチも注目。大人気のゲーム版YouTube「Roblox」とは?

2021年3月10日に時価総額、約4兆円でニューヨーク証券取引所に上場したゲームプラットフォーム「Roblox(ロブロックス)」を知っているだろうか。月間ユーザーは1.6億人を超え、世界で大流行中のゲームプラットフォームだ。特に子どもたちに絶大な人気を誇り、アメリカでは16歳未満の子どもの約半数がプレイしていると言われている。 Robloxとは、なぜそれほどまでの人気を誇り、なにが魅力なのか。 Robloxの人気の秘密と、企業が今Robloxに注目すべき理由について、EntertainmentxFinancialをコンセプトに、投資を通じたエンタテインメント事業開発を支援する、EnFi株式会社の代表取締役 垣屋美智子氏にご説明いただいた。

累積導入2万件以上!デジタルマーケ初心者企業から圧倒的支持を得るSaaS徹底解剖

累積導入2万件以上!デジタルマーケ初心者企業から圧倒的支持を得るSaaS徹底解剖

コロナ禍の影響を受けて、これまで以上にデジタルマーケティングの重要性が高まる昨今。その一方、人材やノウハウの不足から、デジタルマーケティングの第一歩を踏み出せない中小企業も、少なくありません。そうした企業の担当者から、今、多くの支持を集めているのがクラウド型デジタルマーケティングツール「Cloud CIRCUS(クラウドサーカス)」です。指原 莉乃さんがカラフルな動物キャラを率いてサーカスの団長を務めるCMで覚えている方もいるかもしれません。「従来のSaaSとは設計思想から異なる」というそのツール群には、どんな魅力があるのでしょうか。クラウドサーカス株式会社の北村 健一CEOにお話を伺いました。

Googleやビル・ゲイツも出資する“代替肉”スタートアップ「インポッシブル・フーズ」〜海外ユニコーンウォッチ#2〜

Googleやビル・ゲイツも出資する“代替肉”スタートアップ「インポッシブル・フーズ」〜海外ユニコーンウォッチ#2〜

「ユニコーン企業」ーー企業価値の評価額が10億ドル以上で設立10年以内の非上場企業を、伝説の一角獣になぞらえてそう呼ぶ。該当する企業は、ユニコーンほどに珍しいという意味だ。かつてのfacebookやTwitter、現在ではUberがその代表と言われている。この連載では、そんな海外のユニコーン企業の動向をお届けする。今回は欧米を中心に注目されている「代替肉」を扱う「インポッシブル・フーズ」を紹介する。

Googleやビル・ゲイツも出資する“代替肉”スタートアップ「インポッシブル・フーズ」〜海外ユニコーンウォッチ#2〜

Googleやビル・ゲイツも出資する“代替肉”スタートアップ「インポッシブル・フーズ」〜海外ユニコーンウォッチ#2〜

「ユニコーン企業」ーー企業価値の評価額が10億ドル以上で設立10年以内の非上場企業を、伝説の一角獣になぞらえてそう呼ぶ。該当する企業は、ユニコーンほどに珍しいという意味だ。かつてのfacebookやTwitter、現在ではUberがその代表と言われている。この連載では、そんな海外のユニコーン企業の動向をお届けする。今回は欧米を中心に注目されている「代替肉」を扱う「インポッシブル・フーズ」を紹介する。

「8割以上の精度で、赤ちゃんが泣く理由が判明」CES2021イノベーションアワード受賞。注目の日本発ベビーテック企業とは

「8割以上の精度で、赤ちゃんが泣く理由が判明」CES2021イノベーションアワード受賞。注目の日本発ベビーテック企業とは

テクノロジーの力で子育てを変えていく。そんなミッションを掲げ、泣き声診断アプリや赤ちゃん向けスマートベッドライトなど、画期的なプロダクトを世に送り出してきたファーストアセント社。「CES2021 Innovation Awards」を受賞するなど、世界的に注目を集めるベビーテック企業である同社の強さの秘密とは。服部 伴之代表にお話を伺いました。