名古屋医師協同組合 名古屋臨床検査センター、人間ドックや健康診断の結果をデジタルデータで送るサービスを開始

名古屋医師協同組合 名古屋臨床検査センターとメディカルデータカード株式会社は共同で、メディカルデータカードが提供する個人向け医療アプリMeDaCa、および医療機関向けウェブサービスMeDaCa PROを介して、人間ドックや健康診断の結果をデジタルデータで受診者様へ直接渡すサービスを2019年6月17日より開始する。受診者は、MeDaCaアプリを使って、本人のスマートフォンやパソコンで健診結果をいつでもどこでも参照することができるようになる。

健診機関で人間ドックや健康診断を受けると、健康診断結果報告書を紙に印刷したものを郵送で受け取る。

しかし、紙でもらった健康診断結果報告書は持ち運びに適さず、いざ見直そうと思っても紛失してしまうなど、利便性が低い状況にあった。

MeDaCaアプリでデジタルデータとして受け取ることによりこれを解消するとともに、郵送よりも、いち早く健康診断結果報告書を受け取ることもできる。

なお、紙で渡すサービスもこれまで通り継続する。

本サービスでは、名古屋臨床検査センター附属診療所で取り扱う人間ドックや健康診断の健康診断結果を、外出先ではスマートフォンで、自宅ではタブレットやパソコンを使って自分のMeDaCaアカウントにアクセスすることにより、いつでもどこでも確認することができる。
■MeDaCa®とは
患者や健診受診者向け医療アプリで、iPhone、Android スマートフォンの両方に対応している。パソコン用にはウェブサービスとして提供する。

(1) 診察券、検査データ、服薬指導書、X線写真、健康診断書など、紙のデータをスマートフォンのカメラで撮影し保存すること、PDF などをアップロードすることにより、スマートフォンやパソコンで、自身の医療情報をいつでもどこでも閲覧できる。

(2) 個人が MeDaCaに保存した検査データを、受診している医療機関の医師に渡すことや、逆に医療機関での検査データを受け取ることが可能となる(医療機関がMeDaCa PROのサービスに入っている場合)。
■ MeDaCa PRO®とは
医療機関と健診機関向けの、患者や健診受診者との架け橋となる医療ウェブサービス。

(1) 病院やクリニック、健診センターなどから、患者や健診受診者に検査データを送ることができる。また患者や健診受診者の「MeDaCa」アカウントに収納している過去の医療情報を、患者や健診受診者の許可のもと、閲覧することや受け取ることが可能となる。

(2) 医療機関や健診機関から患者や健診受診者に、直接メッセージや通知を送ることができます(MeDaCa メッセンジャー機能)。

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