伝票の運用を効率化するサービスがリリース ペーパーレスにより物流現場の人手不足解消を目指す
2019/8/2
株式会社TSUNAGUTEは商品伝票の形式を集約して、伝票の仕分け、発行、荷受書管理を効率化するクラウドサービス「telesa-delivery(テレサデリバリー)」の提供を8月から開始する。
1.月々ゼロ円から利用可能
日本の物流を支える多くの事業者が手軽に導入し、業務効率化が実現できるよう、月々ゼロ円から提供する。
2.作業軽減
各荷主の出荷データを集約し、任意の拠点から汎用用紙で伝票出力することで仕分け作業(名寄せ)を軽減、付け間違いの防止を実現。印刷のたびに用紙の差し替え等をする必要もなく、伝票内容の検索・確認が可能になることで、伝票を探したり、取り寄せたりする作業がなくなる。
3.まずは4業界から
加工食品業界、日用雑貨業界、医薬品業界、化学業界の各4業界にフォーマットを準備しサービスを展開する。その後、上記業界にとらわれず、広く他業界にも展開を検討しているという。
telesa-delivery誕生の背景
共同配送が当たり前となった現代において、物流現場の内勤業務では、紙に関する作業時間の約6割が納品伝票や荷受書が起因という実態があるとのことだ。人手不足が叫ばれる中、この伝票運用を改善することこそが、業界全体の効率化につながるとの想いから誕生したサービスだという。
telesa-deliveryの使い方・利用シーン
1.各荷主の出荷データを集約し、統一様式で伝票を発行し、伝票の仕分け時間を6割カット
・荷主ごとの用紙の差し替えが不要
・控え伝票をはがす作業が不要
・出荷データを納品先名や住所で並び替えが可能、ドライバーごとの仕分け作業が軽減
・伝票とスマートフォンで動態管理を始められる
・着荷情報はtelesa-delivery画面上でも確認できる
・お問い合わせ業務や報告業務をサポートする
・荷受書データ(PDF)をアップロードすると、荷受け書のQRコードを読取り、登録ユーザーはもちろん、荷主や3PLユーザからも検索・閲覧できる
・お問い合わせ業務や報告業務をサポートする
・上部「納品案内書」、下部「荷受書」の二部構成
・伝票控え情報はサービス画面上で確認する