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宇都宮市立保育所で保育ICTシステムの実証実験が実施へ 職員の働き方改革や保育の質の向上を目指す

株式会社コドモンは、宇都宮市の公立保育所において、同社が展開するこども施設向けICTシステム「CoDMON」(以下:コドモン)の実証実験を実施すると発表した。
宇都宮市の「西部保育園」にて、2月よりコドモンの実証実験を実施予定。宇都宮市によると、実際の保育現場において使用することにより、事務作業の省力化をはかり、職員の働き方改革や保育の質の向上といったICT化の効果を検証し、来年度以降に他の市立保育所(全10園)での導入も視野に入れ検討していく見込みだという。さらに市内のICTを導入していない民間保育園にも効果などを紹介し、導入を後押ししたい考えとのことだ。
宇都宮市立西部保育園

宇都宮市立西部保育園

出典元:プレスリリース

コドモン自治体実証実験用プログラムとは

公立保育所でのICT導入をご検討の自治体について、最大1年間コドモンの全機能を無料で使用できるプログラム。試用期間終了後、施設職員および保護者双方にアンケートを実施し、今後のICT導入の是非をはじめ、プロポーザル / 入札時の募集要項や必要機能の選定に活用できる。

【宇都宮市におけるコドモン導入機能(抜粋)】

●園児台帳
園児の名前・クラス・生年月日・健康情報(かかりつけ医師、アレルギー)・健診履歴・保育料設定及び家族情報(緊急連絡先、メールアドレス)など、園児毎にあらゆる情報を一元管理する事が可能、園内での園児ごとの情報共有が容易になる。

●登降園管理・勤怠管理
園児の登降園記録を自動管理に、延長保育の料金計算も自動化される。また職員の出退勤時刻の記録も自動化できる。

●シフト
園児数に基づいた保育士の配置人数を自動計算し、法令を遵守しながら最適なシフトを1分単位で正確に組むことができる。保育者の働き方や園独自の設定など細かい条件にも対応し、「園児情報」と「保育者情報」を入力すると自動的に人員配置を計算して、シフトを作成する。

●指導案・日誌作成
現在園で使用している帳票をコドモン上にアップロードし使用できる。日誌や発達経過記録・月案等がデータ連携し、一貫性のある指導案の作成が可能。デジタルを活かした閲覧性の良さ、テンプレート機能の活用、音声入力などを実施することで、作成時間の削減と、指導案及び保育品質の向上が期待できる。

保育士の人材不足

国は待機児童の解消に向け、平成29年に内閣府から発表された「子育て安心プラン」に基づき2020年度末までに約32万人分の保育の受け皿拡大を進めている。厚生労働省は平成31年1月22日に「保育士確保集中取組キャンペーン」を発表するなどの対策をとっているが、平成30年11月の有効求人倍率は3.20倍(全国で最も高い東京都では6.44倍)という状況であり、保育士の確保は喫緊の課題となっている。この状況を改善するためには、保育士の働く環境を改善し、保育士が働きやすい職場づくりをすすめることが不可欠だ。

幼児教育・保育の無償化

また2019年10月からスタートした幼児教育・保育の無償化により、事務作業増加のため保育ICT化の需要が高まると考えられる。それを裏付けるように、コドモンが正式リリースされた2015年以降、2016年には約500、2017年には約1,500、2019年12月には全国約4,200以上の施設で順調に導入数を増やしている。自治体は、全国15カ所で導入が進んでいるという。

現在全国に保育園は36,345園(厚生労働省発表資料「保育所等関連状況取りまとめ 平成31年4月1日」)あり、今後さらに多くの施設でコドモンが導入されることにより、保育業界の業務改善が加速し、保育士の確保だけでなく、保育の質向上にも十分な効果を発揮することが期待されるとのことだ。

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