ガンバ大阪、地元ファンの獲得を狙う実証実験を実施! 地理情報を活用したエリアマーケティング
2020/2/6
パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社(以下:パナソニックIS)とアドソル日進株式会社は、2019年4月から10月までに、株式会社ガンバ大阪の協力のもと、地理情報を活用したエリアマーケティングの実証実験を実施した。今後、サッカーをはじめ野球、バスケットボール、バレーボールなどのスポーツ市場における拡販に向けた実用化を目指す。
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■本実験の概要
2019年4月(2試合)、9月、10月の計4試合でエリア選定~ポスティング~効果測定を実施したところ「世帯数に対してホームタウン会員が少なく、スポーツ観覧料消費が高く、スタジアムへのアクセスが良好なエリア」へのポスティングが効果的であるという結果が得られ、計4試合を通じて847名の新規ホームタウン会員獲得と1564名の集客(全体のうち、新規会員の集客数)につながったとのことだ。
会員データとオープンデータの組み合わせ、特に距離や乗換回数などの心理的要因となるデータを活用した分析は、これまでのスポーツビジネスにおけるエリアマーケティングになかった新しい試みであり、「ポスティングの精度向上」「ホームタウンとの関係性強化」に寄与していくものと期待できるという。
■本実験の内容を「第3回スポーツビジネス産業展」で展示
パナソニックISとアドソル日進は、本実験の成果をふまえ協業し、サッカーをはじめ野球、バスケットボール、バレーボールなどのスポーツ市場における拡販に向けたソリューション化を推進する。