鈴木ソフトラボラトリーは通塾型のプログラミング教室を3月から開講する。今回、それとは別にフルリモート型のプログラミング教室も開講する。遠方など諸事情により通いづらい、インフルエンザなどの感染症予防をしたい等のニーズにこたえる。フルリモート型では鈴木ソフトラボラトリーのVTeacherプラットフォームを利用する。VTeacherはバーチャルティーチャーの意味で、インターネットを利用した他の者との音声又は視覚による通信を行うサービスである。同社は2018年からこのサービスに取り組んでおり、類似サービスとしてドラレコによる高齢者向け運転遠隔指導サービスがある。
ライブ授業とオンライン家庭教師を組み合わせた形。教室にはメインの講師が一人。自宅にいる生徒たちはパソコンで授業を見る。プログラミング実習は個別指導の時間が多く取られるため、遠隔にいるサポート講師が指導する。その際、生徒のパソコン画面は共有される。スクリーンショットは機械学習用にサーバーにも送信される。ライブ配信はVTeacherプラットフォーム、個別指導はZoomやSkypeを利用する。サポート講師はエンジニア(現・元)の副業としての参加を見込む。
・毎週土曜日
・講師、生徒ともに原則フルリモート(在宅、テレワーク)
・月謝:2,980円から(生徒専属の講師を依頼する場合は、その講師に謝礼金)
・2020年春開講予定
簡易的なつくりだが、VTuberのようになれる機能もある。端末に負担がかからないよう、最低限の顔検出のみ。それでも「まばたき」・「笑顔」・「口の開閉」・「頭の傾き」はリアルタイムトラッキングができるので、VTuberらしくなるとのことだ。アバターは2Dモデルのみ対応。パーツごとに好きな画像をアップロードできる。らくがきツールがあるので、フリーハンドでもアバターを作成できる。