
エンタメ業界のファンテックサービス カオスマップ 2020を公開!
2020/3/10
ファンコミュニティアプリ「 fanicon ( ファニコン ) 」を運営する、THECOO株式会社が、【 エンタメ業界のファンテックサービス カオスマップ 】を公開した。
■ファンテックとは
■カオスマップ作成の背景
昨今、エンターテインメントを取り巻くあらゆるコンテンツがオンラインサービスへと急速に移行を続けている。1枚 3000円前後で売られていたCDが1再生約1円の音楽配信サービスに代わり、音楽業界をはじめとしたエンターテインメント業界がパッケージに変わるマネタイズ方法の創出を余儀なくされている。
また、4マスという選択肢しか無かった時代から、インターネットの普及により SNS をはじめとするあらゆるサービスが生み出され、急激にメディア数が増加した。ユーザーの可処分時間の取り合いが行われる中、あらゆるコンテンツにとっては如何にファンを増加させ、ファン離れを防ぐかが大きな課題となっている。
( 2 )サービス利用者の悩み
業界の変化に伴いファンビジネスを取り巻くテクノロジーも進化し、サービスは拡大した。しかしながら、それらに特化した業界マップはなく、「 サービスの違いがわからない 」、「 どのサービスを選択すべきかわからない 」という声もあり、ファン作りに悩んでいる人のサービス選択に活用されるよう業界全体像の整理を行ったという。
■新規ファン獲得とエンゲージメント向上。サービス毎の使い分け
SNS の出現により誰もがファンを作ることが可能になった今、YouTuber の目覚しい活躍もあり、オンライン上で影響力を持つ人への憧れが増している。YouTube にも活動の場を増やす芸能人も多く、SNS からヒット曲や人気アーティスト・タレントも生まれるようになり、オンラインサービスを活用したマーケティングはファン獲得に必要不可欠なものとなっている。
特徴的なのは、ファンから直接お金を支払ってもらうサービスの拡大であり、誰もが手軽に始めることができるライブ配信プラットフォームサービスの増加が顕著になっている。
( 2 )ファンエンゲージメント向上をサポートするサービスにも注目が集まる。
ファン獲得サービスの増加に伴い、獲得したファンのエンゲージメントを高め、ファン離れを防ぐサービスにも注目が集まるようになった。
従来の発信者のみが発信する一方通行型の ファンクラブだけでなく、ファンも発信できる双方向コミュニケーションが可能なサービスも多数生まれてきている。実業家・文化人に強いオンラインサロンから始まり、直近2年程では、アーティストやタレント・インフルエンサーなどエンターテイナーに向けたファンコミュニティサービスも急増している。その他にもテクノロジー技術を活用したVR配信で差別化を図るなどファンビジネスの範囲は広がりを見せている。
カオスマップの高画質データは、こちらからダウンロード可能だ。