経済産業省、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ遠隔健康相談を開始 MediplatとLINEヘルスケアが実施
2020/3/11
経済産業省は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の懸念等を含め、国民が抱える健康不安を遠隔で医師に無料で相談できる健康相談窓口を設置する。無料の窓口設置期間は、3月11日(水)~3月31日(火)。株式会社Mediplat及びLINEヘルスケア株式会社が委託先に決定した。
Contents
■医師による遠隔健康相談窓口とは
医師による遠隔健康相談とは、医師と相談者の間で、PCやスマートフォン等の情報通信機器を活用してコミュニケーションを行い、相談者個人の心身の状態に応じて必要な医学的助言を行う行為。相談者の個別的な状態を踏まえた診断や薬の処方は行わないが、健康不安等を医師に遠隔で相談することができる。
■相談窓口の利用方法
「first call」概要
1.チャット形式で、自身や家族の悩みをいつでもどこでも気軽に匿名で医師に相談。
2.一般内科や小児科、産婦人科、精神科などの全12科目について、医師が実名で相談に対し回答。
チャット形式の相談は画像添付も可能。目に見える症状はスマホで撮って相談。
3.医師の回答に対する返答機能で、追加質問が可能(2回まで可能)。
4.利用料は、個人:550円/月(税込)、法人:月額:22,000円(税込)~
※ 本相談窓口は上記設置期間は、無料で利用可。
・相談イメージ
アクセス方法:「LINEアプリ」を起動し、上部にある検索窓で【LINEヘルスケア】と検索
設置期間 :2020年3月11日(水)〜2020年3月31日(火)まで
提供時間 :24時間(土日を含む)
対応診療科 :内科・小児科・産婦人科・整形外科・皮膚科・耳鼻咽喉科
相談方法 :以下の2種類のオンライン健康相談が可能
・チャット形式で医師に相談できる『いますぐ相談』 ※予約も可能
・テキストメッセージで詳しく医師に相談できる『あとから回答』
※「いますぐ相談」については、時間や医師の状況により、すぐに医師とマッチングできない場合がある。
※ 新型コロナウイルス感染症が疑われる相談については、厚生労働省健康局結核感染症課2020年2月17日付事務連絡「新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の目安について」に従い、厚生労働省の「帰国者・接触者相談センター」を紹介。
・利用の流れ