
味の素とシルタス、購買データから栄養バランスをスコア化するサービス「毎日の栄養通信簿」を共同開発
2020/3/18
購入データから栄養バランスをチェックするアプリ「SIRU+」を運営するシルタス株式会社は、味の素株式会社と共同開発した「毎日の栄養通信簿」の提供を3月18日(水)から開始すると発表した。
■共同開発の背景
同社が開発し、2019年3月からサービスを開始した「SIRU+(シルタス)」は、ポイントカードに紐づく購入データを栄養素に変換することで、日々の買い物から栄養の偏りを自動で分析し、不足の栄養素を補える食材やレシピを提案するスマホアプリ。アプリを利用すると、買い物するだけで普段の栄養バランスを把握できるので、「どんな栄養素が不足・過剰となっていて、どんな食品を食べればいいのか」が簡単に分かる。
今回、味の素と共同開発した「毎日の栄養通信簿」は、「SIRU+」に蓄積されている買い物の栄養データを用いて、「健康テーマ」ごとの栄養バランスと、たんぱく質の素となるアミノ酸を「アミノ酸バランス」として診断し、スコア化する。共同開発を通して、一般の生活者にとって馴染みの薄い栄養バランスを、興味を持ちやすい健康テーマのスコアとして提示できるようになり、生活者は自身の栄養状態を簡単に理解できるようになる。また、企業は栄養軸での顧客理解につなげることができ、生活者一人ひとりの栄養状態をもとにした商品の提案が可能になる。
■共同開発の概要
「毎日の栄養通信簿 〜人生100年、健康で生きるために、アジパンダがあなたの栄養を毎日採点!〜」
<サービス概要>
SIRU+に蓄積されている買い物の栄養データを用いて、「健康テーマ」ごとの栄養バランスと「アミノ酸バランス」を診断しスコア化する。スコア化することでユーザーは自身の栄養状態を客観的に把握できるとともに、スコアを上げるためのオススメ食材やレシピが分かる。日々の買い物や調理の際に利用することで、健康的な食生活を目指すことができる。
■利用方法
(2)SIRU+アプリ上で選択した「健康テーマ」ごとの栄養バランスと「アミノ酸バランス」が診断され、スコアを見ることができる。
(3)「健康テーマ」と「アミノ酸バランス」のスコアを上げるための、オススメ食材やレシピが分かる。