“With コロナ”時代の働き方を支援するデジタルデバイス活用8事例が公開

AIなどの先端技術を活用したデジタル化ソリューションを提供する株式会社ジーエルシーは、同社が提供する等身大の姿を映し出せる鏡型タッチパネルデバイス「スマートミラー2045」と、双方向性のあるホワイトボード共有機能でスムーズなウェブ会議を可能にするスマートミーティングボード「MAXHUB」を活用した、“with コロナ(ウィズ・コロナ)”時代の新しい働き方を支援するデジタルデバイスの活用事例を公表した。

■概要

同社は、米国では既にConnected Store(コネクティッド・ストア)等で活用されるタッチスクリーン機能を搭載した鏡型スマートデバイス「スマートミラー2045」の独自開発・提供や、フォルクスワーゲンやジャガー、テンセント、アリババなどアジア圏でのトップ500社の3割に導入されるナイスモバイル株式会社のスマートミーティングボード「MAXHUB」の国内向け販売を通じて様々な業界・業種におけるデジタル化支援を行ってきた。

今や、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による影響が、今後半年から数年にわたり長期化し、各企業においては在宅勤務や会議・商談等のオンライン化が加速、国内においても社会生活や消費行動が大きく変わっていくことが予想される。こうした状況を受け、同社が推進してきたデジタルデバイスの活用ノウハウを通じて企社会貢献を果たすことを目指し、これまでの製品導入の実績をまとめたという。

実際に「スマートミラー2045」の導入により百貨店店舗での売上向上等も既に実現しており、特に対面接客を必要とする小売業界では、決済・接客・提案などで、テクノロジーの活用により人を介さないようにしていく取り組みが今後より一層求められてくると考えているとのことだ。

■ “with コロナ(ウィズ・コロナ)”を支えるデジタルデバイス活用事例

(1) 効率的なテレワークを加速させるオールインワンのミーティングボード「MAXHUB」 (※テレワーク助成金対象)

「新型コロナウイルス感染症」上場企業の影響・対応動向調査(~3月31日午前9時)によると、テレワーク等の働き方の変更を表明した企業は判明分で269社にのぼった。拡大するテレワークやテレビ会議を支援するためのツールの需要が上がっている。「MAXHUB」は、テレビ会議に必要なツールがオールインワンのテレビ型デバイスで、専用タッチペンで書き心地を重視した滑らかに書ける電子黒板、電子ホワイトボード機能が搭載。拡大、縮小、移動、自動識別などのデジタルならではの様々な機能を利用することができ、保存もメール送信、QRコードのスキャンで保存など多くの機能を有している。

特徴として、標準搭載されているWEB会議システムを使えば、遠隔地の方とMAXHUBの画面を共有しながらWEBミーティングをすることも可能。800万画素の高画質のカメラと、8m先の声もクリアに拾う6つのアレイマイクであたかも隣にいるような感覚のWEB会議を実現する。また「MAXHUB」は、厚生労働省発表の「新型コロナウイルス感染症対策のためのテレワークコース 」においてテレワーク用通信機器の対象となる。
出典元:プレスリリース
(2) コミュニケーションロボット「企業受付 for Sota」とスマートミラーによる来客対応の無人化

「企業受付 for Sota」とは、「働き方を受付から変える」をコンセプトに、コミュニケーションロボット「Sota」がスタッフの代わりに応対を行うサービス。「スマートミラー2045 」と連携し、等身大サイズのタッチパネルデバイスで企業等における来客対応を無人化する。
出典元:プレスリリース
(3) スマートミラーを活用しWEB問診で医療機関の働き方改革を支援する「メルプWEB診断」

「メルプWEB問診」は、カルテ作成の手間という課題を解決する、現役医師が企画・開発したWEB問診サービス。患者が記入した問診内容を、クリニック専用のiPhone/iPadアプリで全ての電子カルテにワンクリックで連携し、問診登録時間を1/30に削減する。「スマートミラー2045」との連携により、紙の問診票の方が書きやすいと感じる患者の方々など「メルプWEB問診」の利用を促せなかったケースや、日本語でのコミュニケーションが難しい外国人患者の方々のWEB問診を促進する。
出典元:プレスリリース
(4) ジムに行かなくても、スマートミラーを通じたフィットネスレッスンの受講・開講を可能にする

様々なジャンルのフィットネスのレッスンが動画で受講・開講できる、オンラインフィットネス教室アプリ「BeneFitness」と「スマートミラー2045」が連携することで、等身大サイズの鏡型デバイスに映る講師と鏡越しの自分を見ながら、人が集まるジムに行かなくてもオンラインのフィットネス教室を受講できる。また、「BeneFitness」を通じてフィットネス教室を開講することも可能だ。
出典元:プレスリリース
(5) 国内初の3Dボディスキャニング・システム「BODYGEE」を活用した非接触型の身体採寸

「BODYGEE」は、2019年9月に国内向け販売が開始された、世界最先端の3Dボディスキャニング・システム。世界最大のフィットネス・ウェルネス見本市 FIBOでInnovation & Trend Awardを受賞し、業界内で注目されている。「スマートミラー2045」との連携により、パーソナルトレーニング・ジムや大型フィットネスクラブ等を対象に、3Dボディスキャニングを活用した非接触型の身体の採寸を可能にする。
出典元:プレスリリース
(6) ホテルや美術館などで24時間・完全無人案内を可能にする「観光案内チャットボット×スマートミラー」

訪日外国人向けの「観光案内」や「宿泊施設案内」を完全自動で行うチャットボットを開発し、「スマートミラー2045」に搭載することで、訪日外国人対応のできる人材の不足や多言語案内の不足の解消を可能に。ホテルのエレベーターホールへや美術館などの観光施設などで「AI観光ガイド」の役目を果たす。
出典元:プレスリリース
(7) 百貨店など店舗で新しい顧客体験の提供と売上向上にも寄与するカスタマイズシミュレーション体験

「スマートミラー2045」は、阪急うめだ本店1階のバックギャラリーのリニューアルオープンに際して、新たな消費体験の提供を目的に導入された。顧客は、カスタマイズしたデザインをスマートミラー越しにバーチャルで見ることができ、実際に売上向上にも貢献。また、WEBアプリと連動することで、スマートフォンでのシミュレーションやSNS連携、QRコードの読み取りによるオムニチャネルでの利用も可能となった。
出典元:プレスリリース
(8) 小動物型AIロボット「ZUKKU ( ズック ) 」と連携した無人接客

小動物型AIロボットの「ズック」は、音声対話だけでなく、デジタルサイネージとも連携し画像や映像などでも視覚的にも伝えられることができ、これまで小売店舗などを中心に、顧客に合ったおすすめ商品の接客をするツールとして導入されてきた。「スマートミラー2045」と連携することで、等身大の姿を映し出せるミラーディスプレイ上におすすめ商品を表示できるようになり、接客体験の向上や活用の場を広げた。
出典元:プレスリリース

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