AIでチームの悩みの解決を目指すサービスがリリース AIが悩みを引き出す質問を投げかける

emol株式会社は、2020年5月7日、AIを用いてチームの心にアプローチするリモートオフィスSaaS『emol work(エモルワーク)』の正式版をリリースした。

emol workは、2019年12月2日にベータ版をリリースし、現在トライアル導入企業数は40社になる。今回、正式版リリースにあたって大幅なプロダクト改善を行ったという。ベータ版では、メンタル状態をグラフィックで確認でき、メンタルトレーニングを提供していたが、従業員の悩みの根本を解消することができていないという問題があった。正式版では、今までのメンタルケアではできなかった従業員の具体的な悩みを解決するべく、チームメンバーの悩みを互いに共有し、チーム全体で解決方法を考えることで、「チームから"悩み"をなくす」ことを目的としたサービスとして生まれ変わったという。

■悩みをAIとの会話で引き出す仕組み

AIとの会話は、CBTやACTに基づいた簡易のカウンセリングやコーチング、雑談などを行うことができる。「何に悩んでいるか言葉にしにくい」、「なんかモヤモヤするんだけど。。。」といった時でも、悩みを引き出す質問をAIから投げかける。チャットでの会話はAIと本人だけしか見ていないので、安心して悩みを吐き出しやすくなる。
出典元:プレスリリース

■匿名で楽しく悩みを共有

共有した悩みはポストイットで直感的に見ることができ、リアルタイムでみんなでステッカーを貼ってマークをつけたり、ポストイットの位置を移動したりできるので、楽しく悩みの共有ができる。悩みにアドバイスや意見などをコメントして、チーム全体で悩みを解決へ導く。
出典元:プレスリリース

■心理的安全性の高いチーム作り

悩みを“匿名“で共有し、チームが抱えている問題やチーム状態を把握することができる。困った時は誰かが助けてくれる、また助けてあげれる、安心して悩みを共有できる心理的安全性の高いチームづくりに貢献する。
出典元:プレスリリース

■ウェビナーやオンラインイベント参加者の悩みの共有・解決にも

悩みボードを公開にすると、ゲストユーザーが閲覧・コメントすることができる。ウェビナーやオンラインイベントでの参加者の悩みの共有・解決の場としても活用することが出来る。
出典元:プレスリリース

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