「ペットのオンラインZOOM診療サービス」が開始 動物病院でも「院内感染を防ぐ」ことを目指す

2020年4月16日、コロナウイルス感染拡大防止のために発表された緊急事態宣言を受け、武相動物病院はペットのオンライン診療サービスを開始した。

武相動物病院ではコロナウイルス感染拡大の影響を受け、「ペットとその飼い主の不安を解消するお手伝いをしたい。家庭での時間が増えるこの機会にペットの病気のこともっと知っていただきたい。」という想いから、ペットの飼い主に向けた「ペットのオンライン診療サービス」を開始した。

オンラインでできることは、【診察】問診・視診・診断治療についての相談までとした。オンライン診療ではweb会議ツールZOOMを使用して診察室内の獣医師とコミュニケーションをとることが可能だ。オンライン診療サービスで可能なこととしては、主に飼い主からの問診・映像を通して行う視診・飼い主の手元にあるデータをもとに行う治療プラン相談だ。

オンライン診療後のおおまかな流れとしては、
A .治療プランの変更がない、相談だけで解決できた。⇨自宅にて経過観察
B .オンライン診察の結果触診や・検査が必要⇨予約して動物病院に来院
C .触診・検査が必要だがペットを連れて来院が困難⇨病院の車でペットを送迎
D .処置・処方のみ必要だがペットを連れて来院が困難⇨病院の車で獣医師が往診
このようなパターンを予想しているという。
出典元:プレスリリース
サービス価値として、
・オンライン診療後に動物病院に行かなければいけない場合でも、オンラインの時間は無駄にはならず、初診登録時間・待合室での待機時間・診察時間の短縮に役立つ。
・院内で患者同士、スタッフとの接触を軽減することでコロナウイルス感染拡大を予防するだけでなく、患者の待ち時間削減にも貢献できる。
・相談だけで病院に行くことが申し訳ないという人も気軽に利用できる。
このような点を考えているとのことだ。
出典元:プレスリリース

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