新型コロナ影響下のeギフト販売動向が公開 自宅にギフトが届く「配送型」と「デジタル型」ギフトの販売が増加

株式会社ギフティは、ギフティが運営するWEBサービスおよびスマートフォン向けのアプリ「giftee」上の販売データを集計し、新型コロナウイルスの感染拡大にともなうeギフト販売動向の変化を調査した。

■自宅にギフトが届く配送型、デジタル型ギフトの販売増

配送種類別では、eギフトを受け取った人の指定場所へ商品を配送する「配送型」ギフト、外部サイトでの商品購入の際にシリアルコード等を利用する「デジタル型」ギフトの利用が増加した。中でも「配送型」ギフトは売上全体に占める割合が、昨年1年間の平均値に対して約500%増となったという。

新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言の発令により、飲食・小売・サービス等の店舗において営業自粛や営業時間の短縮が続いている。そのような背景から、自宅で商品を受け取れるeギフトの需要が伸びたことが伺える。

■自宅で楽しめる高価格帯のグルメや嗜好品ギフト、美容アイテムの販売が増加

ギフトの傾向としては、レストラン系商品やグルメカタログなどのグルメギフト、コーヒー・紅茶、クラフトビールなど嗜好品ギフトの販売が増加した。また、ホワイトデーや母の日の需要など女性向けのプレゼントとして、スキンケア商品など美容アイテムの販売数も増加した。
出典元:プレスリリース

■高価格帯の商品の需要が増加。平均単価も上昇

ギフトシーン別では「誕生日」「出産祝い」などのシーンにおいて高価格帯の商品の需要が増加した。それに伴い、「giftee」の1送信あたりの平均購入単価が上昇。不要不急の外出自粛要請にともない、普段なら直接手渡ししているギフトシーンにおいて、離れた相手にもLINEやメールなどから簡単に贈れるeギフトを代用するシーンが伺えたという。

■母の日の売上が昨対同日比で約147%増

最後に、速報値ベースだが、2020年の母の日(5月10日)当日の売上が昨対同日比で約147%増加したとのことだ。

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