マンション管理業務を効率化するSaaSが提供開始 管理会社・管理人・住人の「三方良し」を目指す

Alianza株式会社は、マンション管理業務を効率的にリモート化するシステム「管Ciel住(カンシェルジュ)」を2020年6月1日より発売すると発表した。同時に、かんべ土地建物株式会社の品川区のマンションでシステム第1号物件として運用開始したという。

■「管Ciel住(カンシェルジュ)」の3つの特徴

1.リーズナブルな運用費用で、管理会社、管理人、住人の3方にメリットが生まれる。
2.リモート化により、対面対人時間の削減を実現し、時間効率化による管理会社の利益アップにつながる。
3.不動産業界で、SaaS活用のデジタル化に取り組む姿勢が、企業価値の向上につながる。

■「管Ciel住(カンシェルジュ)」の使い方・利用シーン

・管理会社:日々の管理業務を効率化し、住人向けサービスをリモート化でき、現場回数を大幅に減らすことができる。
出典元:プレスリリース
・管理人:事務作業の効率化によって、清掃や点検作業の時間に集中できる。
出典元:プレスリリース
・住人:管理会社への問い合わせや、共有施設の予約を効率的に行うことができる。
出典元:プレスリリース

■「管Ciel住(カンシェルジュ)」誕生の背景

管理人不足や高まる賃金、住人からの様々な要求増に、これまでと同予算で答えなければならない管理会社は今、厳しい状態にあるという。煩雑な業務をコストをかけずにデジタル化できる最適解を求め、このシステムは企画・開発された。また、昨今の新型コロナウィルスの影響で、対人対面時間の削減は必至となっており、システム導入により、管理会社・管理人・住人の不安を解消できると考えているとのことだ。

■「管Ciel住(カンシェルジュ)」機能詳細

住人や管理人は、建物エントランス(通常:管理人室前)に設置された専用の通信端末を使用する。管理会社(担当者)は、各種ブラウザ(PCやスマホ)で業務を行うことができる。

・管理会社モード(ブラウザ):住人の問い合わせ管理、リモート掲示板、管理人勤怠・日報管理、共有施設予約管理、<後日対応予定>住人へのSMS配信と各種日程調整機能
・管理人モード(専用端末):住人の問い合わせや共有施設予約作業の回避、作業日報などの事務作業、物件取り扱い電子マニュアル閲覧
・住人モード(専用端末):管理会社への問い合わせ、共有施設の予約、物件情報の閲覧、<後日対応予定>各種ブラウザでの利用

費用:1棟月額5000円から(端末通信費込み、初期費用別途)

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