診察の申し込みから処方箋の発行まで、ワンストップで「外国語対応可能」なオンライン診療サービスがスタート

医療法人社団創友会ヒラハタクリニックは、新型コロナウイルスの感染拡大をうけて、日本に暮らす外国人の不安と不便を解消するため、英語・中国語に対応した年中無休のオンライン診療を2020年6月から開始した。問診から処方薬の受け取りまで、すべて母国語で利用できる。専用のシステムを独自に開発することで、サービスの提供が可能になった。

医療法人社団創友会ヒラハタクリニックは、外国語に対応したオンライン診療を開始した。これは新型コロナウイルス感染症拡大に伴うオンライン診療の規制緩和措置に基づくもので、初診からオンライン(電話・ビデオ通話)で同院医師の診察を受けることができるという。

■英語と中国語に対応

現在の対応言語は英語と中国語で、今後は他言語への対応拡大も予定しているという。日本に暮らす外国人で、母国語で利用できるかかりつけ医が近くにある人は少なく、同院はこのような言語の壁で悩んでいる人の不便の解消を目指すとのことだ。

■外国語対応オンライン診療サービス概要

365日対応(朝9時~夜8時)。(内科以外は曜日、時間の制限がある)

診療科
・一般内科
・消化器内科
・糖尿病/内分泌科
・呼吸器科
・外科
・循環器科
・歯科
(申込み時に医師を指名可能)今後も診療科の拡大を計画しているという。

※予約から診察、処方薬の受け取り、問合わせまで、全て希望の言語(英語・中国語)で利用できる。対応は同院専属の医療通訳が担当する。医療通訳はオプションなので、「通訳は必要ないが、漢字が書けない。申込みは母国語でしたい。」などのニーズにも対応するという。

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