セキュアな試験運用をリモートで実現する、AIを活用した「オンライン試験監督システム」が開発へ
2020/6/26
株式会社EduLabは、オンライン試験監督システムの開発を進めており、今後サービスとして提供していくと発表した。
■事業の背景
一方で、在宅での受験やテストセンター活用においては、いずれの場合も確実に本人が受験しているかどうかの証明や、不正行為が行われていないかの監視等を厳密に行うことが難しいという側面があった。特にハイステークスな試験(※)においては、安全性、平等性が確実に担保された試験運用がなされることが非常に重要であり、上述の新たな試験運用を実現していく上での大きな課題となっていた。
EduLabグループでは、自社で運営するオンライン英語テストに顔認証システムを入れるなど、早期からこの問題の解決に向けた取り組みを行ってきたという。今回は、これまでの仕組みを大きく強化する取り組みとして、本人確認や不正行為の監視を厳しく実施する仕組みを開発することで、ハイステークスな試験でも利用可能な新たな試験運用の仕組みを実現するとのことだ。
(※)ハイステークスな試験とは、その試験結果が受験者に重要な結果をもたらす試験のことで、大学入試や検定試験などが代表的な例。