「緊急事態宣言中の過ごし方」に関する調査が実施 「オンラインとオフラインどちらが良いか」の回答はほぼ同率に
2020/6/29
株式会社NEEDSは、全国の30代~40代男女に「緊急事態宣言発令中の過ごし方」に関する調査を実施し、結果を発表した。
■"おうち時間"を有意義に使った人がやっていたこととは
コロナ太りが懸念される中、筋トレやトレーニングなど運動をして体を鍛える人が多いようだ。また、今まではあまりなかったオンライン飲みやオンラインセミナーといった回答も目立つ中、この機会を利用して語学学習や資格の勉強に励む人もいることが分かった。
次に、「自粛期間中に継続してやっていたことは何ですか?」という質問をしたところ、『運動・トレーニング(26.5%)』という回答が最も多く、次いで『料理(18.1%)』『読書(11.7%)』『映画鑑賞(11.0%)』『資格の勉強(6.2%)』『語学学習(4.3%)』『DIY(3.2%)』『オンラインセミナーへの参加(0.9%)』『何もしていない(14.8%)』と続いた。
家にいる時間が増えたことによって、普段なかなか時間が取れない人でも継続できたのかもしれない。外出ができなくても継続することで、おうち時間を充実させていたようだ。
この調査で、運動や料理など継続している人が多いことが分かったが、欠かさず行ったことで、どのような結果を得られたのか。
「継続したことで得られた結果」
運動・トレーニング
・体型の維持(30代/女性/東京都)
・心身共に調子が良い(30代/男性/福島県)
料理
・レシピの幅が増え色々な料理に挑戦できた(30代/女性/東京都)
・家族との会話が増えた(40代/女性/大阪府)
読書
・集中力が養われた(30代/男性/東京都)
・昨年1年間の読書量を超えた(40代/女性/秋田県)
映画鑑賞
・充実した時間を過ごせた(40代/男性/神奈川県)
・気持ちが豊かになった(40代/女性/京都府)
資格の勉強
・試験対策が充分にできた(30代/女性/群馬県)
・知識がついた(30代/男性/千葉県)
では、緊急事態宣言が解除されて約1か月が経つが、自粛期間中に始めたこと・継続していたことはこれからも続けていくのか。
■オンラインでやっていたこととは
飲食店に営業の規制がかかり、居酒屋に行く機会が減ってしまったことで、"オンライン飲み"が人気となったようだ。さらに、オンラインセミナーやオンライン講座といったように、空いた時間をうまく活用している人が多いことが分かった。
このようにオンライン上でできることがたくさんあると気づいた人も多いようだが、その中でも「便利だな」「画期的だな」と思ったものは何だったのか。
「オンラインでできることで「画期的だな」と思ったこと」
・病院受診(30代/女性/佐賀県)
・子どもの学校で進めていたZoomを利用したHR や授業(40代/女性/北海道)
・自宅からのリモート番組(40代/女性/愛知県)
・オンライン飲み会で昔の友達と会話できたこと(40代/男性/兵庫県)
■オンラインとオフラインの違いは
そして、「オンラインとオフラインではどちらが良いですか?」という質問をしたところ、『オフライン(29.6%)』『オンライン(27.3%)』といった結果になり、オフラインでもオンラインでも大して差がないことが分かった。
調査概要:「緊急事態宣言発令中の過ごし方」に関する調査
【調査期間】2020年6月5日(金)~ 2020年6月6日(土)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,152人
【調査対象】全国30代~40代の男女
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ