「20代への働き方アンケート調査」結果が公開 テレワーク希望は7割超え、その内75%は「週1回以上の出社」も希望

株式会社学情は、新型コロナウイルスの感染拡大やテレワークの推奨を受け、20代の仕事観や転職意識をひも解くために、アンケート調査を実施し、結果を発表した。テレワークでの勤務を希望する人は7割を超え、場所を選ばない働き方への関心の高さが伺える。一方、テレワークを希望する人の75.4%は「週1回以上の出社」を希望しており、「出社とテレワークを組み合わせた」ハイブリッド型の働き方を求めていることが分かった。出社したい理由は「対面のほうが相談しやすい」が最多で36.2%、次いで「社内の人間関係も大切にしたい」が34.8%となり、20代は、テレワークを実施する場合も、対面でのコミュニケーションを大切にしている。

■テレワークでの勤務を希望する人は74.2%

出典元:プレスリリース
74.2%は、テレワークを実施したいと回答した。テレワークを実施したい理由として、「新型コロナウイルスの感染リスクを減らしたいから」「通勤がないと時間を有効活用できるから」「テレワークでも仕事ができることが分かったから」などの声が寄せられている。

「テレワークでの勤務」を希望する人の声
・満員電車に乗らないほうが、新型コロナウイルスの感染リスクを減らすことができるから
・通勤がないと時間を有効活用できるから
・テレワークでも仕事ができることが分かったから
・資料作成など、自宅の静かな環境で取り組んだほうが集中できる仕事もあることが分かったから
・オンラインツールである程度のコミュニケーションは取れることが分かったから

■テレワーク希望者の75.4%は「週に1回以上の出社」を希望

出典元:プレスリリース
テレワークを実施したい頻度は、「週に3~4回」が最多で36.5%、次いで「週に1~2回」が28.1%となっている。一方、「毎日テレワークを実施したい」とした人は24.6%にとどまっており、テレワークを希望する人の75.4%は「週に1回以上の出社」を希望。20代は、「出社とテレワークをうまく組み合わせた」ハイブリッド型の働き方を求めていることが分かった。「直接顔を合わせて、何気ない会話をすることも必要だと思う」「定期的にフィードバックをもらったほうが、仕事のクオリティを高めることができる」などの声があがっている。

「出社とテレワークを組み合わせた」ハイブリッド型の働き方を希望する人の声
・直接顔を合わせて、何気ない会話をすることも必要だと思う
・テレワークだけだと、雑談やすれ違ったときの挨拶の機会がなく、社内の人間関係を良くすることが難しい
・定期的にフィードバックをもらったほうが、仕事のクオリティを高めることができる
・1週間に1回は、直接顔を合わせて進捗や仕事の方向性について確認をしたほうが、スムーズに仕事ができる
・社内の雰囲気をつかむ時間も必要
・自宅でできることはテレワークで対応し、直接コミュニケーションを取るときは出社したい
・テレワークだけだと、どう評価されているか分からない

■出社したい理由は「対面のほうが相談しやすい」が最多、次いで「社内の人間関係も大切にしたい」

出典元:プレスリリース
出社したい理由は「対面のほうが相談しやすい」が最多で36.2%、次いで「社内の人間関係も大切にしたい」が34.8%となった。20代は『会社の雰囲気』や『良好な社内の人間関係』を重視する傾向だ。「対面のほうがスキルの習得や自己成長につながる」の項目も19.9%の回答を集めており、テレワークを実施する場合も、対面でのコミュニケーションを大切にし、社員同士の意見交換や相互協力のなかで成長していきたいと考えていることが分かる。

■転職先の企業でテレワークをする場合、あると嬉しい制度は「eラーニングなどの研修制度」が最多

出典元:プレスリリース
転職先の企業でテレワークをする場合、あると嬉しい制度は「eラーニングなどの研修制度」が最多で43.7%、次いで「定期的な出社日」が41.4%、「明確な評価制度」39.3%となった。「仕事に慣れるまで、気軽に質問できる環境があるとありがたい」「どう評価されているかが分かると安心できる」という声が寄せられている。

調査概要
・調査対象:[20代専門]転職サイト「Re就活」へのサイト来訪者
・調査方法:「Re就活」にアクセスしたサイト来訪者に、アンケートのポップアップを表示
・調査期間:2020年6月24日~2020年6月30日
・有効回答数:783名(緊急事態宣言中にテレワークを実施した人は251名・実施していない人は532名)
出典元:プレスリリース

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