■受け取るギフトが選べる数少ないギフトサービス「RealPayギフト」
デジタルギフトやデジタルコードの普及に伴い、企業は発送などの手間や費用をかけず、簡単に顧客・ユーザーにギフトを贈ることが可能になった。しかし、贈るギフトの内容は企業側で先に決める場合が多く、受け取る側が受け取るギフトを「選べる」デジタルギフトはこれまでほとんどなかったという。同社は、複数のギフトからユーザーが自身の受け取りたい内容を選んで受け取ることができるデジタルギフトサービス「RealPayギフト」を開発。β版の提供を開始した。
■eギフト市場の成長、withコロナで拡がるオンラインコミュニケーション
矢野経済研究所の調べによると、eギフト市場は2018年度の発行金額ベースで1,167億円、2023年度には2,492億円まで拡大すると予測されており、今後も着実な成長が見込まれているという。新型コロナウイルスの影響で、オフラインでのコミュニケーションが制限される中、SNSなどのオンラインコミュニケーションはより活発になっており、eギフトの需要は今後ますます拡大すると考えられるとのことだ。
■「RealPayギフト」の利用方法、サービス概要
RealPayギフトは1~2ステップのシンプルな操作で利用でき、贈る側も必要最小限の準備で利用できるサービス。企業・店舗・個人が、企業のキャンペーン活動、店舗の少額キャンペーンなどに利用でき、10,000円から購入可能で、申請から最短3営業日で発行されるため、デジタルギフトを活用したキャンペーンを簡単に実施できる。購入する単価と総ギフト数を選ぶだけで利用できるため、これまでのようにギフトを手配する費用が削減できる。同社の運営するポイント交換サービス「RealPay」での知見を活かし、現在、選べるギフトはAmazonギフト券などユーザーに人気の高い交換先を中心に提供している。
【贈る側】
①金額と総ギフト数を選びRealPayギフトを購入
②購入後は専用のURLを送信
【受け取る側】
①届いたURLをタップして自分が欲しいギフトを選択