オンキヨー・富山大、オンライン診療やホームドクター制度に向けての「デジタル聴診器」の研究開発を締結
2020/8/4
オンキヨー株式会社は、音響機器ビジネスにおいて、長年培ってきた音に関する技術やノウハウを異業種に展開し、新しいビジネスを創造することを目指して、協業を進めている。このような成長戦略に基づき、国立大学法人 富山大学との間で、オンライン診療、ホームドクター制度に向けてのデジタル聴診器の研究開発の締結すると発表した。
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■背景
同社は、音響機器ビジネスにおいて、長年培ってきた音に関する技術やノウハウを異業種に展開し、新しいビジネスを創造することを目指して、研究開発を進めているが、長年オーディオのハードウェア開発で培ってきた要素技術である微細な振動も検知可能な技術やAIを用いた音声認識解析技術を使用することで、2021年には200~250億円市場規模となるヘルスケア分野における貢献を検討していたという。そのような中、同社は、2020年7月29日付「富山大学、キュアコード株式会社とのメタボリック症候群および糖尿病の予防・進行抑制効果アプリにおける共同研究契約締結完了のお知らせ」にて公表しているとおり、富山大学との産学連携を強化し、ヘルスケア分野における共同研究を実施しており、今回のプロジェクト実施することに至ったとのことだ。