大阪府に、AIが物件説明をする「完全無人モデルハウス」がオープン 新型コロナウイルスへの対策を意識

株式会社SAKURAは、新型コロナウイルス感染症対策を意識した「完全無人モデルハウス」を大阪府高槻市にオープンしたと発表した。同ハウスは同社のスタッフが遠隔操作で開閉を行うもの。

■「完全無人モデルハウス」で究極のソーシャルディスタンス

未曾有の新型コロナウイルス蔓延により、対面での接客により一層の注意が必要となった。そこで同社では、究極のソーシャルディスタンスとして遠隔操作による開閉システムを導入し、モデルハウスの無人化に成功した。これにより「見ず知らずのスタッフとの対峙」「無理な営業提案」への不安を解消。さらに自由に利用者のペースで見学が可能となるため、「ストレスフリーの環境」を実現したとのことだ。

■ハウス内の説明は、QRコードを読み取るだけ。AIがしっかり説明

完全無人モデルハウス内に設置しているQRコードを読み取るとAIが利用者に役立つ情報を説明してくれる。例えば、同社コンセプトである+mamについては「家事や育児、仕事に忙しいママさん達を応援する住まいです」と話したり、会社説明では「SAKURAは100年安心住宅サービスを営む会社です」と応える。そのほかでは、「弊社で土地探しが可能です」、「ご希望の間取りや、より快適な暮らしを実現するための、お手伝いをさせて頂きます」など、土地探し、家づくり、こだわり、資金計画といったテーマで、理想のマイホームを手に入れるためのノウハウを解説する。

■「完全無人モデルハウス」の開錠、施錠方法

【1】入り口でLINEの友達登録
操作は、モデルハウス入口に設置されている看板に記載したQRコードを読み取り、LINEの友達登録を行う。

【2】開錠専用エントリーフォームの入力
モデルハウス入口に記載されているキーワードをLINEのトークに送ると、開錠専用エントリーフォームへ誘導される。名前、住所、電話番号、メールアドレスを入力後、同社スタッフが遠隔操作で玄関を開錠する。

【3】施錠も楽々。ひと言コメントを入力するだけ
一通り見学が終わった後は、LINEのトークに「帰ります」と一ひと言入力すると、スタッフが施錠する。
出典元:プレスリリース

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