Today's PICK UP

NEC、デイサービスの自立支援介護を専門家が遠隔からサポートする「リモート機能訓練サービス」で協業開始

NECは、デイサービスにおける自立支援介護をサポートするクラウドサービス「リモート機能訓練支援サービス」について、株式会社ワイズマンが提供する介護事業所向け請求システム「ワイズマンシステムSP」と連携したサービスを2020年10月23日より提供を開始すると発表した。
近年、高齢者の増加に合わせて介護給付費も年々増加し、2025年度には15兆円までに増大すると見込まれている。そのような中、日本政府は「自立支援介護」に軸足を置いた介護保険の整備を進めている。一方で、増え続ける介護サービス需要に対し、デイサービス事業者は介護スタッフの人材不足が課題となっており、特に自立支援を支える高度な知識を有する専門家(理学療法士や作業療法士など)が介護現場で不足している。さらに、昨今の新型コロナウイルス感染症の影響で、運動提供を指導していた専門家のデイサービス施設への訪問が困難になり、高齢者の運動不足が重要な問題となっている。

NECの「リモート機能訓練支援サービス」は、デイサービス施設における要介護者の自立支援に資する個別機能訓練の提供を目的に、遠隔にいる理学療法士や作業療法士が要介護者一人一人の歩行動画などの情報を基に評価レポートを作成するとともに、評価レポートの運動プログラム動画をタブレット端末で確認できる機能を提供するものだ。これにより、デイサービスのスタッフは評価レポートや運動動画を活用し、一人一人に合わせたきめ細やかな機能訓練を提供することが可能となる。また、評価レポートに基づいた個別機能訓練計画書案の出力機能や運動内容の自動記録機能により、デイサービス事業者が行う個別機能訓練加算算定業務を支援するとのことだ。
出典元:プレスリリース
今回の強化内容は以下の通り。
1.介護事業所向け請求ソフトシステム「ワイズマンシステムSP」との連携
今回の連携により、介護事業所向け請求ソフトシステムとしてトップシェアを誇る「ワイズマンシステムSP」で管理している要介護者情報を、「リモート機能訓練支援サービス」に取り込むことが可能になる。これによりデイサービス事業者が本サービスを導入する際、スタッフが要介護者情報を入力する手間を削減するとともに、入力誤りを防ぐことが可能となる。

2.クレジットカードによるオンラインでのサービス契約
「リモート機能訓練支援サービス」は、評価レポートを作成する要介護者の人数に応じた従量課金型のサービスのため、要介護者の増減に応じて柔軟に利用可能。今回、クレジットカードによるオンラインでのサービス契約を可能としたことで、即日のサービス契約および利用開始を実現する。

人気の記事

Googleやビル・ゲイツも出資する“代替肉”スタートアップ「インポッシブル・フーズ」〜海外ユニコーンウォッチ#2〜

Googleやビル・ゲイツも出資する“代替肉”スタートアップ「インポッシブル・フーズ」〜海外ユニコーンウォッチ#2〜

「ユニコーン企業」ーー企業価値の評価額が10億ドル以上で設立10年以内の非上場企業を、伝説の一角獣になぞらえてそう呼ぶ。該当する企業は、ユニコーンほどに珍しいという意味だ。かつてのfacebookやTwitter、現在ではUberがその代表と言われている。この連載では、そんな海外のユニコーン企業の動向をお届けする。今回は欧米を中心に注目されている「代替肉」を扱う「インポッシブル・フーズ」を紹介する。

全ての日本企業のデジタルシフトを掲げたデジタルホールディングス。「広告事業の売上は追わない」構造改革の真意に田中道昭教授が迫る

全ての日本企業のデジタルシフトを掲げたデジタルホールディングス。「広告事業の売上は追わない」構造改革の真意に田中道昭教授が迫る

社会環境・ビジネス環境が激変する中、全ての産業でデジタルシフト、DX(デジタルトランスフォーメーション)の必要性が叫ばれています。今回は、2020年7月1日に社名変更を行い、広告代理店からデジタルシフト支援事業を中核に構造改革を行うデジタルホールディングス グループCEO 野内 敦氏に、立教大学ビジネススクール田中道昭教授が対談形式でお話を伺います。 前編では、改革後初めての通期決算についての分析と考察、従来の体制から生まれ変わるための企業文化変革と事業戦略についてお話します。