「ブロックチェーン証明書発行システム」がAPIをローンチ
2020/10/29
LasTrustは、ブロックチェーン証明書発行システム「CloudCerts」のAPI機能「CloudCerts Connect」を正式にローンチしたと発表した。
■高等教育の証明書をブロックチェーンで電子化する意義
・発行コストが高い
・発行に手間がかかる
・コロナ対策で窓口を閉鎖しており受け渡しが困難
・受領者の紛失による再発行対応
・偽造されるリスク
また、IT技術を取り入れることで、教育のあり方をアップデートする「EdTech」がキーワードとなった昨今、「学びの実績を安全に電子化し、学習者が生涯を通して管理できる仕組み」の導入も求められている。社会で活躍する卒業生の輩出を目指す高等教育機関と、優秀な人材を獲得したい企業側の間で、学習者の学びの実績データは様々な環境で閲覧できる標準化はもちろんのこと、「内容の正確性」を保証する仕組みが必須となる。
・信頼性のあるデータを記録できる(教育機関が教務システムとCloudCertsのAPIを通してブロックチェーンに証明書情報を書き込むことで実現)
・個人情報の漏えいリスクがない(ブロックチェーン上の証明書データは暗号化されているため)
・証明書をURLで表示・送付できる
・データ内容の検証機能あり。ゼロコストで何回も使用できる(ブロックチェーンへの原本確認機能)
これらのメリットから、同社は高等教育の証明書電子化にブロックチェーン技術を適用することが最適解の一つと考え、サービスを提供しているとのことだ。