コクヨ、オンラインとリアル会場を組み合わせた「2021 コクヨフェア」を開催へ
2020/11/18
コクヨ株式会社は、ファニチャー新製品とオフィス空間、働き方を提案する「2021コクヨフェア」を、オンラインとリアル会場を組み合わせた「ハイブリッド形式」で、2020年12月1日(火)から14日(月)の期間で開催すると発表した。
特にオフィス空間については、2021年2月にリニューアルオープンする新ライブオフィス「(仮称)品川NX」の9フロアのうち、オフィス部分の6フロアを先行公開し、感染防止とデジタルワークのしかけを駆使したこれからのオフィスの姿をオンラインツアーとリアル会場での個別見学会(完全予約制)で案内する。なお、「(仮称)品川NX」は、WELL認証の運営機関であるIWBI(International WELL Building Institute)が、新しく公開したWELL Health-Safety Rating(WELL健康安全性評価)の認証取得を目指しているとのことだ。
■「2021 コクヨフェア」概要
※リアル会場は平日のみの開催となります。
対象:全国の法人企業、官庁および自治体等の担当者
■「(仮称)品川NX」で展開する感染防止対策とデジタルワークのしかけ
・社員位置情報
全フロアの家具に500枚程度のビーコンを取り付けることで、各階にいる社員の可視化と密集状況を把握する「beacapp(ビーキャップ)」を導入している。また、職種別のアクティビティの頻度のデータを蓄積している。
スマホから会議室予約や席予約ができるクラウドサービス「ACALL(アコール)」を利用して、チームでのABWを促進する。また、ACALLが提供している「Workstyle OS」を利用して、場の利用に関するデータの集計分析をしている。
■新ライブオフィス「(仮称)品川NX」について
・9階~「企む」フロア
機密性の高いボードルームや新規事業の立ち上げなどを行うプロジェクトルームと、それらの個室から出た人同士が領域を超えて交流しあえるフリーエリアのラウンジで構成した、情報の機密性と人の交流を両立させるフロア。
部署のミーティングなど、複数のメンバーが集まって創造的なディスカッションをするためのフロア。議論に適したホテリングエリアは、仕切りをカーテンにし可動什器を使うことで、人数や用途に応じたスペースをつくりだすことができる。
商品企画や開発など専門性の高い業務は、オフィスでなければできないことも多くある。ここでは、ものづくりや提案のプロセスにおける「プロトタイピング(試作・検証)」に特化した機能を充実させることで、さらなるイノベーションやチャレンジを促す。
イベントや発表会などができるステージ、ランチやコーヒータイムを楽しめるキッチン、運動や部活などが行える広場など、多様な目的で集まる多様な人同士の、仕事を越えたオープンなコミュニケーションやチャレンジを促すフロア。
仕事に向かう心身のコンディションや、仕事の段取りを整えるためのフロア。総務スタッフが常駐するコンシェルジュカウンターで郵便物の受け取りや備品を調達したり、チームのバックサポートメンバーとのやりとりをすることができる。随所に配置されたグリーンが心に安らぎを与える。
ウルトラワイドモニターやトリプルモニター、上下昇降デスクや高機能チェアーなどさまざまな仕様のワークステーションで構成している。在宅勤務では味わえないハイスペックな作業環境を整備することで、徹底した集中ワークができるフロア。