ソフトバンク・九州大学ら、データの品質を数理的に判定する「データ格付け」の共同研究を開始
2020/11/27
国立大学法人九州大学、ソフトバンク株式会社および株式会社豆蔵は、企業や自治体、教育・研究機関などで蓄積されているさまざまなデジタルデータ(以下、データ)について、データの品質を数学的な理論を用いて客観的に判定し、格付けとして明示する「データ格付け」の実現に向けた共同研究を、2020年11月から開始したと発表した。
Contents
■共同研究の背景と狙い
今回、九州大学、ソフトバンクおよび豆蔵の3者は、こうしたデータの相互利用における障壁を取り除くため、データの品質を数理的に判定して明示する「データ格付け」の実現に向けた共同研究を行う。「データ格付け」によってデータの品質を明確化することで、データの相互利用の促進やデータ流通市場の活性化が見込める他、さまざまなデータを掛け合わせた新たなビジネスの展開や、企業や自治体、教育・研究機関のさらなるDX推進につながると考えられるとのことだ。
■共同研究の内容
「データ格付けサービス」のイメージ
■今後の予定
数理基盤や理論の構築:2021年1月まで
実証実験の環境構築 :2021年5月まで
実証実験の実施 :2021年7月まで