hey、傘下のストアーズ・コイニー・クービックを合併し一本化へ
2020/12/4
ヘイ株式会社(以下、hey)は、グループ企業であるストアーズ・ドット・ジェーピー株式会社、コイニー株式会社、クービック株式会社の3社を吸収合併し、各社提供サービス運営会社をheyに一本化すると発表した。本統合により、EC、決済、予約の各機能の連携を強化し、商売のデジタル化に欠かせないプラットフォームを提供することを目指すとのことだ。
食品関連ストア開設(2019年4-6月と2020年4-6月を比較)(STORES より)
Zoomを利用したサービス提供(STORES 予約 より)
また、2020年10月からは、事業者向けに各サービスの説明や、事業のデジタル化に関するウェビナーを本格始動した。すでに開催回数は50回を超え、今後は地方自治体や商店街との共催セミナーも予定しているとのことだ。これまでは各サービス運営会社にて開発や改善をおこなってきたが、今後はサービス運営会社をheyに一本化することで、さらにサービス間連携を強化するとともに、強固になった事業やチームによって「STORES デジタルストアプラットフォーム」の展開を加速し、先行き不透明な中でも奔走する個人や事業者の「こだわりや情熱、たのしみによって駆動される経済の発展」を支援していくとのことだ。
合併日:2021年1月1日
合併方式:ヘイ株式会社を存続会社とし、ストアーズ・ドット・ジェーピー株式会社、コイニー株式会社、クービック株式会社の3社を吸収合併
2. 合併の経緯
heyは、2018年の開始以来、「STORES デジタルストアプラットフォーム」として、heyグループ傘下のストアーズ・ドット・ジェーピー社が提供するネットショップ開設・運営サービスの「STORES」、コイニー社が提供するキャッシュレス決済サービス「STORES 決済」、2020年10月にはクービック社が提供するオンライン予約システム「STORES 予約」も新たに加え、4社で商売のデジタル化を支援するサービスを提供してきた。
3. 企業概要
<heyについて>
3-1.規模(従業員数)
2018年2月から2020年12月にかけて従業員数は5倍の250名へ増加した。今後は400名体制へと規模の拡大を計画しているという。
3-2.合計流通額推移
2018年2月の設立から着実に成長をし、コロナ禍でのネットショップ開設ニーズでさらに増加した。
3-3.事業内容
heyは以下3つのサービスをはじめ、今後も商売のデジタル化を支援するサービスを展開していく。