チャット形式の「社会保障シミュレーターサービス」が公開
2020/12/10
株式会社MILIZEは、社会保障シミュレーター「シラソン」ベータ版を公開した。シラソンとは、チャットに答えるだけで、自分が国や健康保険・雇用保険から「どんな保障を、いくら受け取れるのか」を知ることができるシミュレーターだ。
Contents
■背景
・本来払わなくて済んだお金を払ってしまう
・申告手続きが遅くなり、お金を受け取るのも遅くなってしまう
・社会保障でカバーできる分を知らずに、民間の生命保険に入りすぎてしまう
などの課題が生じていると考え、シラソンを企画・開発したとのことだ。シラソンでは、自分の情報を入力するだけで「シーン別に、どんな制度から、いくらもらえるのか」がシンプルに分かり、今の行動や選択に活かすことができるという。
■シラソンの特徴
質問に回答していくことで「自分の場合」を知ることができる。
・亡くなった時
・病気やケガをした時
・働けなくなった時
・障害状態になった時
・子どもが生まれた時
このシーンに遭遇した時に「どんな制度からいくら受け取れるのか」を「時系列」または「傷病別」に知ることができる。
申請してから受け取れるまで、意外と時間がかかるものだ。各保障の受け取りまでの目安期間も知ることができる。
■シラソンを使うメリット
自分の場合を知ることで、いざという時に早めに行動でき、給付金をスムーズに受け取れるようになる。また、受け取りまでの目安期間も分かるので「最低でも生活費3ヶ月分は貯金しておこう」と、生活防衛資金の準備にも役立てられる。
②生命保険の見直し(削減)のヒントに
社会保障でカバーしきれない分だけ、民間の保険でカバーするのが、保険の基本的な考え方だ。自分や家族が受けられる社会保障を知り、民間の生命保険の見直し(削減)にも役立てられる。