本イベントでは、『ルナルナ』のブランドリニューアルにも携わったクリエイティブディレクター辻愛沙子氏をはじめ、様々な分野の第一線で活躍するゲストとともに、女性が「より暮らしやすく、働きやすく、生きやすく」なるためにはどうすべきかを語り合う。また、イベント開催に際し、『ルナルナ』ユーザーに実施した「生理に関するイメージ・意識調査2020」では、生理に対する世の中の変化を感じつつも、女性特有の症状に悩まされる女性の複雑な本音が明らかになった。
■『ルナルナ』初のオンラインイベント開催。女性がより生きやすくなるための未来を考える
2020年11月に20周年を迎えた『ルナルナ』は、20周年のテーマを「FEMCATION」とし、より多くの人に女性のカラダの仕組みや生理による揺らぎなどについて知ってもらうことを目的とした教育プログラムをスタートした。その第1弾として、オンラインイベント「Luna Luna EMPOWERMENT LIVE~私たちになにができるか?~」を開催する。本イベントでは、『ルナルナ』のブランドリニューアルにも携わったクリエイティブディレクター辻愛沙子氏をはじめ、臨床心理士のみたらし加奈氏、ライターで男性インフルエンサーの5歳氏を迎え、『ルナルナ』が培ってきた20年分のデータや知見などのあゆみをもとに、今後女性が「より暮らしやすく、働きやすく、生きやすく」なるためにはどうすべきかを語り合う。
<「Luna Luna EMPOWERMENT LIVE」概要>
・配信日時 : 2020年12月15日(火)19:00~20:30
・配信方法 : Twitterライブ 『ルナルナ』のアカウントにて配信。
・出演者 : 辻愛沙子氏(株式会社arca CEO / Creative Director)、みたらし加奈氏(臨床心理士)、5歳氏(株式会社アマヤドリ代表取締役 / ライター)、那須 理紗(株式会社エムティーアイ ルナルナ事業部 副事業部長)
■生理を自然なもの・必要なものと理解していても、あまり良い印象を持っていない女性が7割以上
今回のイベント開催に際し、『ルナルナ』ユーザーを対象に「生理に関するイメージ・意識調査2020」を実施。まず、生理についての印象を聞いてみると、「どちらかというと悪い印象」60.0%が最も多く、「悪い印象」12.6%と合わせると、7割以上の女性が生理に対してあまり良い印象を持っていないことが分かる。生理についての「今」のイメージ(複数回答)を聞いてみると、「子供を生むために必要な現象」76.1%が1位となり、「面倒くさいもの」66.7%、「自然なもの」51.8%、「憂鬱になるもの」49.7%、「健康であることの目安」48.1%と続く。自由回答では、「生理痛や月経前症候群などがつらい」や「恥ずかしいもの」といった声もあり、女性にとって大切なものとは理解していながらも、カラダやココロの不調に悩まされる女性の複雑な心境がうかがえる結果となった。
■『ルナルナ』のようなサービスの誕生により、生理に対する世の中の変化を感じる女性も
『ルナルナ』は誕生してから20年がたつが、「このようなサービスが登場したことで世の中が変わったと思うことがありますか?」という質問に対しては、「ある」18.5%、「どちらかというとある」33.0%を合わせると、5割以上の人が世の中の変化を感じているようだ。自由回答には「自分の周期や、次回の目安が出来、コラム的なのもあって、情報が入りやすくなった」といった女性特有のカラダやココロの症状に対する情報を得られることへのメリットや、「他にも同じ悩みを持っている人がいるんだと共感を持つことも出来る」「パートナーに自分の生理の話や妊活の話のきっかけになる」といった、共有できる環境へと変わってきていると感じていることが分かる。
一方で、「生理に関して、学校や職場など周りの理解はあると思いますか?」と尋ねてみると、「ある」7.1%、「あるほうだと思う」39.3%だったが、「あまりないほう」26.76%、「まったくない」5.5%、「話題にもなっていない」21.5%を合わせると5割以上となり、日常生活においては女性のカラダとココロへの理解はまだ不十分と感じている人も多いようだ。
調査実施時期 : 2020年11月19日~24日
調査方法および人数 :『ルナルナ』にて10代~50代以上の女性 13,485名