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三重県伊勢市、主要観光地に「混雑可視化サービス」を導入

株式会社バカンは、三重県伊勢市で市内の主要観光地の「混雑」可視化を実現する取り組みを2020年12月28日より開始すると発表した。本取り組みでは、市内の主要観光地のリアルタイム混雑情報の配信や混雑予測などを行う。これにより、安心・安全と快適性を両立した、内閣府が提言する「新しい生活様式」に対応した街づくりを全国に先駆けてサポートするという。

■伊勢市内の主要観光地の混雑をリアルタイムに可視化

本取り組みでは、伊勢市内の主要観光地9箇所に定点カメラと専用IoTデバイスを設置し、リアルタイムの混雑情報を取得する。AI等でそれらの情報を解析することで、混雑情報を可視化するとともに、今後は混雑予測の配信も行う予定だという。混雑情報はインターネット上で誰でも見られるようにし、観光客が事前に混雑状況や混雑予測を確認し、混雑を避けた行動を取れる環境を整備する。対象エリアは内宮、外宮、二見、河崎、朝熊で、2020年12月末から内宮エリアの配信・解析を開始し、その後順次他の対象エリアについてもリリースしていくとのことだ。
出典元:プレスリリース

■本取り組みの背景

新型コロナウイルスの感染拡大以降、感染拡大防止の観点から人が集まることによる「密のリスク」を回避しながらの経済活動が求められるようになった。一方で、感染症対策の長期化により、社会経済活動の維持・活性化との両立の重要性が増している。こういった背景を踏まえ、内閣府は「コロナに強い社会環境整備」、「新たな暮らしのスタイルの確立」、「消費・投資の促進」の3つの角度から、リスクと経済性のバランスをとった新しい生活様式の実現を提案している。これに伴い、令和2年度第1次補正予算では1兆円、第2次補正予算では2兆円の地方創生臨時交付金がこの生活様式の実現に向けて確保されるなど、新型コロナとの共存も視野に入れたまちづくりが推進されてきた。

伊勢市は日本屈指の人気観光スポットだが、新型コロナウイルスの感染拡大により、他の観光地と同様に密のリスクへの対応が求められている。今回のVACANの本格導入により、リアルタイムに観光スポットなどの混雑状況を可視化することで、全国に先駆けて観光客が安全・安心かつ快適に過ごせる「新しい生活様式」に対応した街づくりをサポートするとのことだ。

■混雑情報可視化の仕組み

混雑情報の可視化には、バカンが提供しているリアルタイム空き情報配信プラットフォーム「VACAN」と空き情報配信マップ「VACAN Maps」などを活用。空きや混雑を検知するには様々な方法があるが、今回は屋外カメラとボタン型の専用IoTデバイスを用いる。カメラでは、人工知能を用いた映像解析技術を活用することで、リアルタイムに混雑情報を配信すると共に、今後混雑の予測も行っていく。また専用IoTデバイスには、「空」「やや混雑」「満」の3つのボタンがついており、このデバイスを各店舗・施設のスタッフが操作することで混雑情報を取得。専用IoTデバイスは縦約10cm×幅約6cmほどの機器で、単独で通信ができ、電源コードを刺すだけで使用できるという。

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