凸版印刷、NFCタグにかざすだけでLINEで繋がる「One touch to LINE」シリーズの展開を開始
2020/12/25
凸版印刷株式会社は、2019年よりLINE株式会社が提供する各種法人向けサービスの販売・開発パートナーを認定するLINE Biz Partner Programにおいて、Technology Partnerの認定を受けている。今回凸版印刷は、NFCタグからスマホをかざすだけでLINE公式アカウントとつながり、トーク上でのコミュニケーションを可能にする「One touch to LINE」シリーズの展開を開始。同シリーズの第1弾として「One touch スタンプラリー」の実証実験を行ったと発表した。
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同シリーズの第1弾である「One touch スタンプラリー」は、ミュージアムやイベント会場などの展示物に添付されたNFCにスマホをかざすだけで、ストレスなくLINE上でスタンプラリーに参加することが可能だ。なお、「One touch スタンプラリー」の販売開始に先立ち、ミュージアムや商業施設などで、参加者の利便性検証を目的にした実証実験を実施・予定しており、順次サービスの開発を進めていく。実施済みの実証実験では、ユーザーから「簡単だった」「かざすだけならやってみるかもしれない」といった声があったという。
■開発の背景
このような中で凸版印刷は「One touch to LINE」シリーズの第1弾として「One touch スタンプラリー」の参加者の利便性検証を目的にした実証実験を実施・予定。NFC対応スマホユーザーが拡大することで、情報取得にハードルを感じていたユーザーと、多くのユーザーに適切に情報提供したい企業側双方の課題を解消し、リアルな場でのコミュニケーション活性化に貢献することを目指すとのことだ。
■「One touch to LINE」の特長
ミュージアムや商業施設内の展示物に添付されたNFCにスマホをかざすだけでLINEとつながることが可能で、QRコードをアプリで撮影する動作が不要になるため、ストレスなく利用することができる。また、ユーザーを把握できることで、感染症発生時の情報配信も可能だ。
・スタンプラリーだけではなく、さまざまな用途に利用可能
ミュージアムでの展示物の説明や、店舗での商品情報提供からECでの購買促進、駅や観光施設での外国語対応の導入など、リアルからデジタルに誘導することでさまざまなコミュニケーションが可能だ。
・LINEの「Messaging API」によるインタラクティブなコミュニケーションが可能
LINEが提供するAPIを活用した凸版印刷独自のシステムにより、LINEのトーク上でのインタラクティブなコミュニケーションが可能。チャットボットやアンケート、クイズ等を提供することで、理解促進や購買意欲促進につながる。