鹿島建設とピクシーダストテクノロジーズ、施工管理業務に活用するデジタルツイン基盤「鹿島ミラードコンストラクション」を共同開発
2021/1/21
ピクシーダストテクノロジーズ株式会社(以下、PXDT)と鹿島建設株式会社(以下、鹿島)は、PXDT独自の空間データのプラットフォームである「KOTOWARI」を用いて、デジタルツイン基盤「鹿島ミラードコンストラクション」(以下、KMC)を共同開発したと発表した。
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■共同開発したKMCについて
・蓄積した一次データを組み合わせ、さまざまな二次データを生成。これらのデータを用いることで施工中の建物を可視化し、工事進捗を多面的に把握する。たとえば、BIMと点群データを重ね合わせて比較し、施工が完了した部位を色分けした画像(出来形ビュー)を生成し蓄積する。また、部材ごとの施工進捗率(数値データ)を算出して蓄積する。
・KMCで生成した出来形ビューは、PXDTが独自に開発した専用の3次元ビューワで閲覧が可能だ。また、現場に設置したWebカメラからKMCにアップロードされた映像は、リアルタイムにWebブラウザーで閲覧することができる。過去の画像との差分検出により変化のあった個所を色分けして表示することもできる。