SIGNATE、法人向けオンラインAI研修プログラムに「ノーコード教材」を追加

株式会社SIGNATEは、提供する法人向けオンラインAI研修プログラム「SIGNATE Quest」に、プログラミング無しでデータ分析やAI開発を行うスキルの獲得を目指す「ノーコード教材」を追加したと発表した。

■ノーコード教材とは

ノーコード教材は、Excelなど、プログラミング無しに利用可能なツールを用いてデータ分析やAI開発などの「データリテラシー」を学ぶことができるオンライン講座。今回の第一弾では、Excelを使ったデータ分析と需要予測AI開発の入門講座を法人向けオンラインAI研修プログラム「SIGNATE Quest」の教材としてラインナップされており、法人契約している対象者であれば誰でも受講することができる。
出典元:プレスリリース
【第一弾で公開した教材】
1 Excel入門
データ分析において必要になるExcel基本関数について学ぶ講座で、検索や集計といったデータ分析時の基本操作を学ぶ。
2 Excelデータ分析入門
実際に基本統計量やデータ集計などの操作を行いながら基本的なデータ分析工程を擬似体験し、そのスキルを身につける。
3 Excel食品ロスの削減
食品ロスの削減をテーマに「予測モデルを作成することで課題解決を目指す」シナリオを擬似体験し、そのスキルの習得を目指す。本講座はプログラミングを活用したバージョンの講座も用意されており、学びを深めていく過程でプログラミング有無による違いを確認することもできる。

■ノーコード教材開発の背景

企業のDX推進が急務とされている現在においては、社内の”非IT人材”のデータリテラシー(自分の主張をデータで正しく説明できる力や取得データを正しく解釈して打ち手を導き出せる力)が競争力の源泉となる。しかしこれまでは、非IT人材のデータリテラシー醸成を目指す際に、プログラミングが学びの敷居を高くしており、結果として社員教育が進まないという状況があったという。そこで同社は、プログラミング無しに利用可能なツールを用いて、データ分析を学ぶノーコード教材を開発し、オンラインAI研修プログラム「SIGNATE Quest」に公開。これにより、非IT人材であっても無理なくデータリテラシーを身につけることが可能となり、より広範囲の人を対象としたデータリテラシー研修を探す企業にとっても検討できるサービスとなったとのことだ。

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