アドビ、大日本印刷とコンテンツ制作の業務効率化を支援するサービスの開発で協業
2021/2/19
アドビ株式会社は、大日本印刷株式会社(以下、DNP)およびグループ会社で企業の総合的なマーケティング施策を支援する株式会社DNPコミュニケーションデザイン(以下、DCD)と、アドビのデジタルエクスペリエンスソリューション「Adobe Experience Cloud」の一部で総合的なデジタルアセット管理(DAM)を実現する「Adobe Experience Manager Assets」を活かした業務効率化支援サービスの開発で協業したと発表した。
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■協業の背景と概要
今回、DNPとDCDの強みである各種コンテンツの企画・制作ノウハウとAdobe Experience Manager Assetsの活用ノウハウを掛け合わせて、アセットの管理・運用から各種コンテンツ制作までを一貫して支援し、顧客体験(Customer Experience:CX)を最大化するサービスを開発する。
Adobe Experience Manager Assetsが紙メディアとデジタルメディア両方を提供するDNPの業務効率化サービスのプラットフォームとして採用されることで、アドビは、業界や企業規模を問わずより幅広い企業のコンテンツ制作から提供までを支援することが可能になるとのことだ。
■協業によるサービス開発の概要
多くの企業でコンテンツ制作の人的リソースが不足する傾向があるなか、DCDが導入企業に代わってAdobe Experience Manager Assetsによる各種アセットの一元管理を行い、各種コンテンツの制作を支援する。複数の部署や協業先にまたがる制作ワークフローを統一して、導入企業の運用負荷を軽減するとともに、効率的なコンテンツ供給を可能とする運用環境を提供する。
2.パーソナライズしたコンテンツを配信
生活者一人ひとりが求めるコンテンツの提供に必要な大量のアセット自体を制作するとともに、その管理・運用業務を支援する。AI(人工知能)や機械学習を活用し、制作したアセットやコンテンツを紙・Web・アプリといったメディアに合わせて最適に配信する。個々の生活者に合わせてパーソナライズしたコンテンツを最適なタイミングで配信することで顧客体験管理(CXM)の最大化を図る。
3.アセットの効果分析と改善を支援
Adobe Experience Manager Assetsで管理するアセットを使って制作したコンテンツや、実施したコミュニケーション施策について、PDCA (Plan・Do・Check・Action)サイクルで効果分析を行い、改善策の検討を行う。生活者の行動を通じて得たアセットやコンテンツに対する評価を分析し、継続的に改善を図るとともに、生活者が求めるコンテンツとしての精度を高めていく。