食品流通のDXを推進するクロスマート、営業強化とメーカー販促サービスの開始を目的に2.7億円を資金調達

XTechグループで、食品流通のDXを推進するクロスマート株式会社は、株式会社ギフティ、SBIインベストメント株式会社、みずほキャピタル株式会社、SMBCベンチャーキャピタル株式会社を引受先とし、総額2.7億円の資金調達を実施したと発表した。

■資金調達の目的

同社は「新しい価値を生み出す、食のマーケットプレイスをつくる」というビジョンを掲げ、食品流通のDXを推進している。2019年11月にサービス開始した、飲食店と卸売業者をつなぐ受発注プラットフォーム「クロスオーダー」は、これまでFAXや電話が主流だった卸売業者の受注業務の効率化を実現するサービスだ。サービス開始から約1年で70,000件を超える受発注のデジタル化に貢献しているという。コロナ禍で、業務のデジタル化・DX推進のニーズは高まり、クロスオーダーの契約件数および発注件数が急速に増加。今回、SBIインベストメント、みずほキャピタル、SMBCベンチャーキャピタルが出資し、地域金融機関ネットワークを活用した卸売業者への営業を強化する。

また、eギフトフォーム事業を展開する株式会社ギフティが出資し、メーカー販促サービス「クロスオーダー販促」を開始する。これまでメーカーが対面で行ってきた飲食店に対する営業・販促が、クロスオーダー上で行えるようになる。コロナ禍での新たな営業手法として注目され、すでに大手食品メーカーが利用を開始しているとのことだ。また資金調達と同時に、株式会社ギフティ代表取締役の鈴木達哉氏が社外取締役に就任した。

■受発注SaaS「クロスオーダー」とは

出典元:プレスリリース
導入メリット:飲食店
(1)いつでもどこでも発注可能
(2)スタッフの発注も通知が届く
(3)オススメ商品/特価品のチラシが届く

導入メリット:卸売業者
(1)業務効率化による人件費削減
(2)テレワークにも対応できる受発注業務の環境作り
(3)販促機能で売上アップ

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