イーオン、AI対話型英会話学習アプリ「AI スピーク チューター」を日本市場向けに共同開発

英会話教室を運営する株式会社イーオンは、韓国LGグループのLG CNS社が音声ベースのAIテクノロジーと、文の類似性 (リアルタイム評価および分岐回答) アルゴリズムを基に韓国国内向けに開発した「AI Tutor」を、日本市場向け「AI Speak Tutor (以下、AI スピーク チューター)」として、2021年4月12日からイーオン在籍生徒に向けて先行して提供を開始すると発表した。また5月12日から一般顧客向けに提供予定だという。

出典元:プレスリリース
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■AIスピークチューターの特長

「AI スピーク チューター」は、インタラクティブなユーザー体験を通じて、時間や場所の制約なしに英会話をオンライン学習できるように開発されたもの。従来は、学習者の回答を1つの模範解答と比較して、学習者の発音・流暢さ・正確さ等を評価判定するものが中心で、「英語としては正解だが模範解答とは異なる表現」であった場合には評価できないという課題があったという。LG CNSは独自のアルゴリズムを適用して、ユーザーが発話する回答が正しいか、正しくないかをAIがリアルタイムで判断し、その判断によってAIは肯定、否定、次の会話、聞き返し、ヒント出しなどで会話を続けながら、多様に構成することを可能にしたとのことだ。そのため、学習者はAIを相手に、特定のシチュエーションに応じた“自然な対話”を通じてスピーキングのトレーニングをすることができる。既にサービス展開している韓国版では、利用者の88%が「1カ月の間に英会話力が上達した」と回答。また「96%が既存の方法に比べて良い学習方法」と答えているとのことだ。

■日本版ならではの特色

開発にあたっては、イーオンの経験豊富な教務トレーナーが、教室でのレッスンノウハウを活かし、日本人学習者がより学びやすいようにシチュエーション設定やダイアログを制作。本サービスの導入で、日本人が特に課題を抱えている“スピーキング力”を高めるアウトプット学習の機会を気軽に増やすことを目指す。イーオンは「AI スピーク チューター」において、学習者が学ぶ過程での自らの気づきを大切にしたいと考えているという。教師やAIからの指示通りに学ぶだけではなく、間違えや迷いを通して学ぶ楽しさを知る“自律型学習者”を増やし、日本人の英語スピーキング力向上を目指すとのことだ。

■「AI スピーク チューター」概要

サービス提供開始日:2021年4月12日 イーオン生徒向け先行提供開始
          2021年5月12日 一般提供を開始予定
対象:入門・初級・準中級・中級・上級の5レベル(英検5級から準1級程度、またはCEFR A1からB2程度に対応)
購入方法:App StoreまたはGoogle Playからダウンロード
料金 / 期間:3,300円(税込)/ 30日間 *1週間無料体験後、30日毎に自動課金 
ダイアログコンテンツ内容:日常生活シーンからビジネスシーンまでの幅広い240のシチュエーションを用意。
(例)
・レストランでビールを頼む
・違うサイズのジャケットを持ってきてほしいと店員にお願いする
・会社の同僚に社員研修プログラムを調査して欲しいとお願いする

■開発背景

「TOEFL iBT(2019)国別ランキング」によると、日本における英語4技能はいずれもアジア圏最低レベルで、中でも「スピーキング」はアジア圏29か国中の最下位だった。一方、韓国では、貿易依存度の高さ等を背景に、一定水準のTOEICスコアを大学の卒業条件にするなど、日本よりも先行して英語教育を行っており、英会話アプリなどを活用した自律的な学習方法も浸透。この新たな学習方法を日本に取り入れることで、日本人が最も苦手とするスピーキング力向上に寄与するため、日本人特有の話し方や会話シーンを想定した、日本版「AI スピーク チューター」の共同開発に至ったとのことだ。

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