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画像解析AI技術を活用し将来の認知症予防アドバイスを提供する「脳ドック用プログラム」が提供開始

株式会社フィリップス・ジャパンは、東北大学発のスタートアップ企業である株式会社CogSmartと共同で、すべての人々のより良い健康と満ち足りた生活の実現を目指して事業提携を開始し、脳ドック用プログラム「BrainSuite(ブレーン スイート)」を販売すると発表した。
それぞれが培った「放射線画像技術」と「脳医学研究」を活用し、従来の脳ドック等への追加検査サービスとして利用することで、画像解析AI(人工知能)技術を活用して脳健康レベルを可視化し、将来の認知症予防アドバイスを行うサービス提供を開始する。

■BrainSuiteの概要

BrainSuiteは、早期段階からの認知症リスク低減を目的とした脳ドック用プログラムであり、東北大学加齢医学研究所の瀧靖之教授らの研究成果に基づき開発された。従来の頭部MRI検診(脳ドック等)に追加するだけで、脳の健康状態(自分の脳の健康状態が年齢相応かどうか等)や将来の認知症リスクを早期から可視化し、受診者個々人に適した脳の健康維持・改善方法と将来の認知症の予防方法を提示する。対象年齢層は30代から70代以上までと、幅広いという。従来の頭部MRI検診では脳卒中や脳梗塞などの脳血管性疾患の早期発見が主な目的であり、脳の健康状態の可視化や将来の認知機能の低下リスクは可視化できなかった。他方で、頭部MRI検診を受診した人の中には、「脳萎縮や認知症傾向が発見できると考えていた」という声も少なくないという。BrainSuiteでは、このような受診者のニーズに応えるサービスを提供。これにより、人々のより良い脳の健康と満ち足りた生活の実現を目指すとともに、認知症がもたらす社会全体の課題に対する解決へと繋げたいと願っているとのことだ。

■BrainSuiteの特徴

BrainSuiteでは、人工知能(AI)技術による海馬の体積測定や米国食品医薬品局(FDA)承認済みの認知機能テスト「Cantab(キャンタブ)」等により、現在の脳健康状態および将来の認知症リスクを評価する。その上で、個々人に適した脳の健康維持・改善方法や将来の認知症予防のためのアドバイスを提供する。

1.高精度の脳MR画像解析AIプログラム「Hippodeep(ヒポディープ)」
Hippodeep(ヒポディープ)は、東北大学加齢医学研究所により開発されたAIによる脳MR画像解析プログラムであり、BrainSuiteに搭載されている。1分弱で海馬の体積や微細な萎縮程度を安定的かつ精度高く測定することにより、脳の健康状態や将来の認知症リスクを早期段階から鋭敏に評価することを可能としているという。

2.信頼のある認知機能・脳健康状態および将来の認知症リスクの分析
BrainSuiteでは、東北大学加齢医学研究所監修のもと、医学エビデンスおよび以下の脳MR画像データセットに基づいた分析を行うことで、海馬体積など測定結果の指標化を実現した。
・3,000人を超える20~80歳までの幅広い健常データ
・横断データ・縦断データ(同一被験者の約8年間の経年データ)の組み合わせ
・各種データは、脳形態に影響ある生活習慣情報と紐付け
これに加えて、FDA承認済みの認知機能テストCantabを併用しており、信頼のある分析を可能としているという。

3.脳の健康維持・改善方法や将来の認知症予防のためのアドバイスを自動提供
BrainSuiteでは、スクリーニング(認知機能・脳健康状態および将来の認知症リスクの分析)のみにとどまらず、オンライン問診の測定結果と医学エビデンスに基づき、個々人に適した将来の認知症予防のためのアドバイスを自動で提供する。

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