Google WorkspaceとSansanの「オンライン名刺」機能が連携

Sansan株式会社は、同社が提供する法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」のオンライン名刺機能が Google Cloudの統合型ワークスペース Google WorkspaceのGoogle カレンダーと機能連携したと発表した。

本機能連携により、オンライン商談やミーティングの出席予定者にGoogle カレンダー上で、Sansanのオンライン名刺を共有できるようになる。世界で500万企業以上に導入されているGoogle Workspaceとの連携を開始することで、Sansanユーザー企業のオンライン名刺活用のビジネスシーンが拡大するとのことだ。
出典元:プレスリリース

■機能連携の背景

新型コロナウイルス感染症拡大防止策として、企業はリモートワーク導入をはじめとした働き方改革や、イベントやセミナーのオンライン開催への移行を推進している。このような中、「名刺管理から、働き方を変える」をコンセプトに掲げるSansanは、企業の営業活動がオンラインシフトし、ビジネスの出会いが多様化することで生じる課題を解決するため、2020年6月に「オンライン名刺」機能を発表。すでに4800社を超える企業が利用を開始している「オンライン名刺」機能は、オフラインでの名刺交換同様に、オンライン商談やミーティングの場においても、氏名や肩書などを正確な顧客データとして取得が可能になる。また、オンラインのコンタクト情報についても人脈データとして蓄積が可能になり、営業力や受注率の向上に貢献する。

今回、Sansanユーザーの「オンライン名刺」機能のさらなる利用促進につなげるため、社内外とのコラボレーションや情報連携に強みを持つ、Google WorkspaceのGoogle カレンダーとの機能連携を開始。オンライン名刺の送付方法を拡大することで、新しい働き方として広がりを見せているリモートワークや在宅勤務時における、円滑なコミュニケーションを後押しするとのことだ。

■連携機能の利用メリット

今回、Sansanのオンライン名刺がGoogle Workspaceと連携をすることにより、Google カレンダー上でオンライン名刺の共有が可能となる。

これにより、次のようなシーンで、ユーザーの新しい働き方を支える。
・オンライン商談やミーティング前に、オンライン名刺交換を実施することで出席予定者との社内接点や人脈を確認の上、商談に臨むことができる。
・オンライン商談やミーティング中に名刺交換をする時間や作業の削減につながる。
・事前に出席予定者の氏名や所属部署、肩書、顔などが分かることでコミュニケーションが円滑に進む。
・オンラインにおいても、抜け漏れなく名刺交換をすることにより、社外接点のデータベースをこれまで同様に構築することが可能となる。

機能画面①:Google カレンダー上でオンライン名刺を、社外の出席予定者に共有
予定の説明欄に参加予定者のオンライン名刺URLをワンクリックで追加し、先方との日程調整や予定共有をするだけで、オンライン名刺も事前に送ることが可能だ。相手が非Sansanユーザーの場合でも、名刺内容の確認と返送を簡単に行うことができる。
出典元:プレスリリース
機能画面②:社内出席予定者のオンライン名刺を確認
同じ商談やミーティングに参加する社内参加者のオンライン名刺を、Google カレンダー上で確認できる。複数の部署からの社内参加者がいる場合、社外を含めての商談やミーティングの場が、初めての顔合わせとなることがある。Google カレンダー上で、社内参加者の所属部署や肩書を事前に把握することで、当日のコミュニケーションを円滑に、かつスムーズに進行することができる。
出典元:プレスリリース
機能画面③:商談やミーティング後も参加者のオンライン名刺を確認
Google カレンダー上に設定されたスケジュールの詳細からオンライン名刺を、商談やミーティングを実施した後でも確認でき、継続的なコミュニケーションを可能にする。
出典元:プレスリリース

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