NTTデータ、安心・信頼できるAI提供に向け「AIアドバイザリーボード」を設置
2021/4/20
株式会社NTTデータは、社会デザイン・ソフトウェア工学/法務・倫理/レジリエンス・SDGsなどさまざまな分野の見識を持つ社外有識者からなる「AIアドバイザリーボード」を2021年4月19日より設置し、AI利活用に関する技術動向、法令・規制、市民社会の認識についてアドバイザリーボードメンバーとNTTデータのAIプロジェクトに関わる現場最前線のメンバーが議論をし、その結果をAIガバナンスの具体的な手段に取り入れていくと発表した。これにより、多様な観点でAIプロジェクトにおける問題発生を抑制するとともに、提供するAIソリューションの品質/信頼性を向上し、顧客が安心してAIを利活用できる環境を整備する。
Contents
■背景
2019年5月:「NTTデータグループAI指針」の策定
2020年6月:「AI開発プロセス」の整理、全社AIプロジェクトへの適用
2020年10月:「AI品質アセスメントサービス」の試行開始
2021年4月:「AIアドバイザリーボード」の設置
■概要(特長)
(1)AIに関与するNTTデータ幹部層との意見交換(1回/年)
2021年4月19日に第一回総会を開催し、NTTデータのAI指針やAIガバナンスの取り組み状況を有識者に紹介。その後、活動内容を振り返り今後の対応を決める第二回総会を、1年後を目安に開催する。
(2)AIに関与する実務層向けの勉強会(4回/年)
有識者より、AI利活用に関する技術動向、法令・規制、市民社会の認識について意見を聞く場として、実務者向け勉強会を年4回程度開催する。