空き家活用データシステムを提供する「空き家活用株式会社」、空き家率埼玉県2位の寄居町と「空き家活用」で移住・定住を促進へ
■埼玉県空き家率2位の寄居町で、埋蔵化された空き家を再生・利活用実現へ
空き活は、自主調査による15.6万件の空き家データベース、空き家活用データシステム「AKIDAS(アキダス)」を保有し、利活用したい全国の事業者と空き家オーナーを繋ぐことで空き家の流通、活性化を行っている。現時点では都市部の物件が多いが、延岡市に続き、寄居町の空き家をデータベース化し、地方が課題として掲げる空き家の再生・利活用を民間が連携することでスピーディーに進めていく計画とのことだ。
寄居町のコメント
「町では、空き家等の発生の抑制及び活用の促進を図るとともに、空き家等の再生・利活用の情報発信を行い、移住・定住の充実を図るため、空き家活用株式会社と「空き家活用モデル事業に関する連携協定」を締結しました。近年、空き家は全国的な社会問題となっており、本町においても平成30年住宅・土地統計調査において県内2位の空き家率を記録するなど、 空き家対策が喫緊の課題となっています。空き家活用株式会社との連携により、民間事業者のノウハウの導入やIT・専門知識を活用した実態調査など多岐にわたる相互協力を行い、空き家の発生の抑制、さらには移住・定住の促進へとつなげていきたいと考えています」