大日本印刷と札幌市ら、リアルとバーチャルが連動する札幌市公認仮想空間「PARALLEL SAPPORO KITA3JO」をオープン
2021/4/26
大日本印刷株式会社(DNP)と札幌市の中心部でエリアマネジメント活動を展開する札幌駅前通まちづくり株式会社は、現実の札幌市北3条広場を仮想(バーチャル)空間で高精細に表現した札幌市公認の「PARALLEL SAPPORO KITA3JO(パラレル サッポロ キタサンジョウ)」を構築し、2021年4月26日にオープンすると発表した。
■「PARALLEL SAPPORO KITA3JO」開発の背景
■「PARALLEL SAPPORO KITA3JO」の特長
このバーチャル空間は、現実の札幌市北3条広場を高精細に仮想的に再現したもので、利用者は自身の分身となるキャラクター(アバター)を選んで、24時間365日、自由に散策できる。同時参加しているユーザー同士が音声で会話できるほか、この空間で撮影した写真や動画をSNSで共有することができる。また、「楽しい」「素敵」などの自身の感情をスタンプ画像として空間上に表現できる「エモート機能」により、ユーザー同士のより深い交流につなげる。
2.札幌市公認空間としての拡張性
バーチャル空間の特性を活かして、同時に複数のイベントや展示会、パブリックビューイングなどを開催することができる。また、DNPが長年培ってきたITサービス等の運営ノウハウや情報セキュリティ技術を活用し、札幌市の公認空間としての信頼性や公共性を担保したバーチャル空間「PARALLEL SAPPORO KITA3JO」を構築し、提供する。
3.「北海道・札幌マラソンフェスティバル 2021」と連動
5月5日(水)に、「北海道・札幌マラソンフェスティバル 2021」と連動して、バーチャル空間上で有力選手の前日会見や入賞者会見の中継などをリアルと平行して楽しむことができる。また、東京2020大会の各パートナー企業が仮想空間にブースを出展し、各社の取り組みなどを展示する。