プログラミング初心者の開発を支援する「実践型開発ドリル」が公開

​​株式会社TechBowlは、有名企業のエンジニアから実務が学べるオンラインコミュニティ「TechTrain」の中で、実践型開発ドリル「Railway」を公開したと発表した。Webフロントエンド・バックエンドなど、各技術分野ごとに必要な素養を路線マップのように俯瞰しながら、着実に開発を進めることができる実践型開発ドリルだという。

Railwayは構想から約8ヶ月かけて、総勢15名の現役ITプロエンジニアメンターとともに開発。実務に必要な技術に絞り、オンライン完結で、実践を想定したスキルアップが可能だ。Frontend Railwayは、HTML / CSS / JavaScriptから始まり、React.js含め、全25問を予定しているという。(第1弾ではHTML/CSS/JavaScript編の10問を公開)
出典元:プレスリリース

■Railway公開の背景

TechTrainは公開から約2年が経過し、ユーザー数2,500名、累計面談数3,000件を突破。その中で、初学者のスキルが伸びない原因が下であることがわかったという。

・初学者のスキルが伸びない理由
1.全体像が分からない(場当たり的に開発したり、局所的に勉強している)
2.質問力が低い(わからないことがわからない)
3.ギャップが見えない(実務レベルに必要な技術力が分からないまま、漠然と制作物を作っている)

これらを解決するために、
1.各分野ごとに必要な技術・素養を俯瞰できるマップ(Railway)をオリジナル開発
2.面談前相談フォームの改善と型化
3.実務で必要な技術・素養を現役ITプロエンジニアメンターが精査
に取り組み、クエスト形式で楽しく、着実に進めることができる実践型開発ドリルを作ったとのことだ。

■Railwayでできること

①ドリル形式で、着実に開発の基礎を学習
実務で直面するケースに絞り、メンターが教材開発。実践を想定したスキルアップが可能だ。コピー&ペーストではなく、自力でコードを書く基礎力を身につけることができる。
出典元:プレスリリース
②各問題の合否をシステムが自動判定
書いたコードを提出するだけでシステムが自動で合否判定する。合格の場合、次の問題に進むことができ、不合格の場合はエラー箇所を明示する。

③現役ITプロエンジニアからの直接フィードバック
中盤以降の問題は、メンターが面談で合否判定を行う。50社100名を超える各社のCTO、TechLeadメンターからのコードレビューを通じて、実務的なアドバイスをもらうことができる。

④ユーザーのスキルレベルを可視化
ユーザーのスキルレベルを5段階(5両編成)で可視化し、それぞれのスキルレベルにあったネクストアクションを案内する。スキルアップすると、TechTrain内で使える機能が拡張したり、電車が連結し、車両が増える楽しさを体験できる。
出典元:プレスリリース
⑤ユーザーの特徴をバッジ化
ユーザーの特徴を言語化した数十個のバッジが準備されている。面談後にメンターがバッジを付与。バッジが増えるほど、レベルの高いエンジニアに近づく。同じバッジを持ったユーザー同士での勉強会や交流イベントも随時開催予定だという。
出典元:プレスリリース
⑥ゲーム感覚で楽しくスキルアップ
スキルレベルアップやバッジ獲得など、飽きずに楽しくエンジニアリングを学ぶことができる。また面談後、担当メンターからのフィードバックコメントを見ることができる。

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