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大塚商会、DX推進に関する課題やニーズの気づきを生み出す「DXオフィス」を開設

株式会社大塚商会は、DX推進に必要な「実際の業務」をイメージでき、課題やニーズの「気づき」へとつなげることのできる場である「DXオフィス」を本社ビルに開設したと発表した。
同社では従前よりITを活用し、テレワークやAIの利用、紙文書の電子化などの取り組みを実践してきた。今回開設した「DXオフィス」では、顧客の生産性向上のために必要なオフィスのDXをさまざまな場面に分けて具現化している。各シーンでは、企業における課題と、それを解決し、オフィスのDX化を実現するソリューションを展示している。

■オフィスのDXを具現化したシーン

出典元:プレスリリース
入り口(入退室管理)
感染症対策を想定。AI・IoTを活用したサーマルカメラによる温度測定、マスクチェックや、顔認証によるドア開錠を展示。決められた時間に点灯・消灯する非接触型のLED照明も展示している。

総務・経理部
固定席での業務を想定。電子帳簿保存法改正に対応するためのペーパーレス化、電子契約/文書管理システムの紹介や、電子承認、RPAによる自動化で業務効率を上げる。

営業・企画部
固定席を必要としないシーンを展示。外出が多い営業職の効率化につながる小口精算などの社内申請業務の電子化ソリューションや、フリーアドレス、ハドルミーティングに必要なシステム、ファニチャーを見ることができる。

会議室
電子ホワイトボードやWeb会議システムを活用し、紙で共有していた資料の電子化によるコミュニケーションの活性化を体験できる。

サーバールーム
リモートアクセスやWeb会議の活用が進むことによるデータ量・通信量の増加に対応する回線の紹介のほか、多層防御でセキュリティを強固にする対策や、バックアップ対策等を展示する。

自宅・外出先
リモートアクセス、スマホの内線化、Web会議の活用や業務の可視化により、自宅や外出先でも社内と変わらない環境で業務ができる。

■DXオフィス概要

広さ
約200m2

展示システム数
約50システム

展示システムの内容
ペーパーレス、テレワーク、コミュニケーション、セキュリティ、AI・IoT・RPA

■DXオフィス オンラインを開設

また、直接行くことのできない人のために「DXオフィス オンライン」も開設。「ドキュメントの電子化」、「テレワーク」、「回線・ネットワーク」、「セキュリティ」、「業務自動化」、「エンジニアリング」の6つのカテゴリーを軸に、それぞれに関連するソリューションと30本以上のオンデマンドセミナーを見ることができる。

開催期間
2021年4月23日(金)~2021年12月28日(火)17:00

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