個人間カーシェアサービス「Anyca」、 損保ジャパンと共同で個人間カーシェア専用の保険を開発

株式会社DeNA SOMPO Mobilityが運営している個人間カーシェアサービス「Anyca(エニカ)」は、損害保険ジャパン株式会社(以下 損保ジャパン)と共同で個人間カーシェア専用の保険を開発したと発表した。

「Anyca」は2015年にサービスを開始し、個人間カーシェア市場を牽引してきた。現在では、クルマの累計登録台数が20,000台以上(1,000車種以上)、累計登録会員数が45万人以上の規模まで成長している。しかし、個人間カーシェアをさらに一般化させるためには、最大の課題である事故やトラブルなどの不安に真正面から向き合う必要があったという。そこで今回、その不安を解消すべく個人間カーシェア専用保険の開発を行ったとのことだ。

「Anyca」は、保険による補償の充実以外にも、会員プログラムやコミュニティガイドラインの制定をおこなう予定で、顧客の安心・安全なカーシェアライフをサポートするために大きく生まれ変わるという。

■個人間カーシェア専用保険「カーシェアプロテクト」

「カーシェアプロテクト」は、「Anyca」と損保ジャパンが共同で開発した個人間カーシェア専用の保険。事前にクルマに適した補償プランをオーナーが設定し、ドライバーはその保険を契約することで設定された補償と共により安心安全なカーシェアを楽しむことができる。

「カーシェアプロテクト」の特徴
従来の補償から、車両補償を中心により充実した内容へとアップグレードした。
【主な補償内容】
・車両補償金額最大1,000万円
これまで限度額300万円だった車両補償金額に、新たに600万円、1,000万円の選択肢を用意する。
・運転中以外の事故や盗難も補償範囲に
シェアしているクルマの使用中、または管理中の盗難・衝突・接触や偶発的な事故も補償の範囲とする。
・詐欺・横領も補償範囲に
詐欺・横領などの万が一のトラブルによってクルマに損害が生じた場合に、設定保険金額を限度に保険金をオーナーに支払う。

免責金額0円オプションの追加
充実した車両補償だけでなく、より安心安全なカーシェアを実現するため、ドライバーがシェア時に追加することで、免責金額が0円になるオプション(1,400円)を用意する。

事故受付用カスタマーサポートの開設
万が一の事故時のサポート体制充実のため、365日24時間対応可能な事故受付専用カスタマーサポートを開設する。連絡を受けた後、専任スタッフが迅速に事故時の初動対応をサポート。これまでは、オーナー、保険会社である損保ジャパン、「Anyca」への連絡がドライバーの負担となっていたが、専任スタッフがオーナーへの第一報や保険会社との連携もおこなう。
出典元:プレスリリース

■コミュニティガイドラインの制定

「Anyca」はオーナー・ドライバー共に「自由なカーライフ」を提供することを目指している。それを実現するために、「Anyca」が大切にしている価値観や行動規範をまとめた「Anyca」のコミュニティガイドラインを制定する。コミュニティガイドラインでは、推奨している行為、禁止している行為をより明確にし、禁止している行為に対しては、引き続き利用規約に基づいた利用停止などの厳格な対応を実施するとのことだ。

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