日立ソリューションズ、AIを活用し作業員の安全装備の未装着や危険な行動を検知するソリューションを販売開始
2021/6/15
株式会社日立ソリューションズは、画像認識AI(人工知能)技術を活用し、作業員の安全装備の装着の有無や特定の危険な行動をカメラの映像から自動検知する「作業員安全確保支援ソリューション」を2021年6月15日から販売開始すると発表した。
Contents
■背景
■ 「作業員安全確保支援ソリューション」の特長
作業現場で撮影した監視カメラなどの映像から、作業員の安全装備の未装着や特定の不安全行動を、画像認識AIが自動で検知するソリューション。企業の要望に応じて、一定時間、危険な状態が続いた場合に、管理者にメールでアラート通知を行い、パトランプの点灯などで注意喚起することも可能だ。これにより、現場管理者は目視で確認していた作業員の安全確認作業を遠隔監視で行えるようになり、業務効率向上と安全管理の徹底を図ることができる。本ソリューションはクラウドとオンプレミス環境のいずれも選択可能だ。
2. 特定の安全装備品と不安全行動を事前学習したAIによって、早期に利用可能
AIは、安全装備品として、ヘルメットやマスク、ハーネス、手袋、ゴーグルを事前に学習している。また、危険な行動として、ポケットに手を入れて歩くことや歩きながら携帯電話やスマートフォンを使用する、といった不安全行動も学習している。学習済みのAIを活用することで、準備期間を短縮し、スムーズに導入することができる。また、業種特有の装備品や不安全行動を判定したい場合は、追加で学習させることが可能だ。