SDGsに対する消費者意識・行動データを活用した効率的なプロモーションも可能なパネルデータ「サステナブルパネル」の活用サービスが提供開始

共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティング(以下、LM)は、2021年6月から、Pontaリサーチ会員約16.5万人のSDGsや社会貢献に関する意識・行動のリサーチ結果をまとめたパネルデータ「サステナブルパネル」の活用サービスの提供を開始すると発表した。

LMは2010年のPontaサービス開始当初より、リサーチサービス「Pontaリサーチ」を提供しており、Pontaの実利用データと掛け合わせが可能な調査・分析で、企業ごとの調査ニーズに応じてマーケティングの支援をしてきた。近年、国連の掲げる「持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)」の達成に向け、さまざまな企業が取り組みを積極的に行っている。LMは、消費者のSDGsに対する意識や行動を捉えるサービスを提供することが、企業のSDGsに関する取り組みの支援、そしてSDGsのゴール達成に貢献すると考え、今回「サステナブルパネル」を構築したとのことだ。

「サステナブルパネル」は、Pontaリサーチ会員を対象に聴取したSDGsや社会貢献に関する認知や意識、行動状況に関する調査データだ。パネル数は約16.5万人。SDGs関連の取り組みの検討データとしての活用やSDGs関連商品・サービスのプロモーション、SDGsに関心のある消費者に対する詳細なリサーチの実施などに利用できる。

■サステナブルパネルの特長

・パネル数、約16.5万人というデータ規模
・パネルデータを活用して絞り込んだ会員に向け、多角的なアプローチが可能
アプローチには、LMが提供するメール、郵送DM、アプリ、SNSなど、デジタル・リアル問わず、最適な手段を利用できる
※各種通知手段によって情報提供を行うことに同意したPonta会員に向けて、アプローチする
・自動車パネル、住宅パネル、金融パネルなどの各種専用パネルと掛け合わせた分析も可能

■企業におけるサステナブルパネルの活用イメージ

➀パネルデータに基づくSDGsの取り組み検討
SDGsや社会貢献関連の取り組みの検討材料として、パネルデータを活用できる。

➁SDGsの取り組みの効果検証・リサーチ
SDGsや社会貢献関連の取り組みの効果検証として、パネルの会員に対してリサーチを実施できる。企業が詳細な調査をしたい層に合わせ、ターゲットを絞り込むことも可能だ。
例)パネルデータの“SDGsに対する意識の高い層、低い層”それぞれに、企業や商品の“ブランドイメージ”をリサーチし、取り組み前後のイメージ変容を分析。

③SDGs意識に応じた効率的なプロモーション
消費者へ訴求したい商品・サービスに合わせて、環境意識や社会貢献意識の高い会員を対象に、Pontaの有するリーチ媒体でプロモーションが可能。
例)省エネ家電の利用意向がある会員を対象に絞って、郵送DMプロモーションを実施。

④パネルデータを掛け合わせたアナリティクス
パネルデータと企業の購買データを掛け合わせることで、深化した分析が可能。
例)消費者の環境意識の違いによる商品の購入状況を比較。

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