社員の成長を継続的に支援する「データ蓄積型オンラインコーチングサービス」が提供開始

ビジネスコーチ株式会社は、2021年7月6日よりWeb会議ツールを活用したコーチングサービスと自社製品「クラウドコーチング・マイコ」を統合し、新たなオンラインコーチングサービスとして提供を開始すると発表した。

■オンラインコーチング需要拡大の背景

多様な価値観の表面化、確実に見込まれる労働人口減少などを踏まえて、いま日本企業では社員一人ひとりの生産性をいかに確保・向上していくかが重要な課題となっている。これを受けて、パナソニック、日立製作所、イオン、楽天などの大企業を中心に、上司・部下間で1対1の面談を制度化するなどの具体的な取り組みがすでに始まっている。そのようななか、「個」の成長支援に特化した関わり方であるコーチングへの関心・期待が高まっているという。さらに最近では新型コロナウィルスの蔓延によってテレワークが不可逆的に普及しつつある影響から、コーチングにもオンライン化が必要とされている。これらの需要拡大の背景を受けて、ビジネスコーチでは自社開発ツールを活用した新たなオンラインコーチングサービスを開始することになったとのことだ。

■オンラインコーチングサービス概要

ビジネスコーチでは、効果的なコーチングをインターネット環境下で利用可能なオンラインコーチングサービスを提供する。今回、新たに「クラウドコーチング・マイコ」を組み込むことで、次のポイントを実現可能とした。
1.オンラインコーチングを受けたクライアントのデータの蓄積・活用
2.オンラインコーチングによる行動変容の検証を実施
3.コーチングの可視化により継続的なPDCAサイクルを実施可能
以上3点にて、より確実に行動変容を図ることができ、組織開発や人材育成の高度化を推し進めることができるとのことだ。

■オンラインコーチングサービスの概念図

出典元:プレスリリース
「クラウドコーチング・マイコ」提供機能
1.ふりかえり機能
(1)目標管理
 ユーザーが自身の目標と、その達成に必要な行動項目とを設定し、達成状況を可視化できる。
(2)日々のふりかえり
 ①「カラダの状態」「ココロの状態」を記録し、毎日の心身の状態を把握できる。
 ②行動項目が実施できたかどうかを毎日記録し、ふりかえりを行うことで、目標達成に近づくことができる。
(3)週のふりかえり
「うまくいったこと」、「うまくいかなかったこと」、「次の一手」を毎週記録し、ふりかえりを行うことで、行動の質を高められる。
2.面談の記録機能
1on1ミーティングの中での「気づき」を記録しておくことで、過去の実施データを閲覧し、次回に向けてのふりかえりや課題設定等をすることができる。
3.アンケートレポート機能
ユーザーに対して、質問を自由に設定してアンケートを取ることで、ユーザーの状態を把握できる。
4.フォローアップコーチ機能(※オプションサービス)
オンラインコーチングを担当しているプロコーチから、週のふりかえりに対するフィードバックを受けることもできる。

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