食品流通のDXを推進するクロスマート、中小飲食店向けの決済サービスをリリース
2021/7/8
XTechグループで、食品流通のDXを推進するクロスマート株式会社は、株式会社クレディセゾン及び株式会社DGフィナンシャルテクノロジー(以下、DGFT)と提携し、中小飲食店向けの決済サービス「クロスオーダー決済」を2021年7月8日より提供開始すると発表した。
Contents
■背景
一方で飲食店側は、平均10社の卸売業者と取引があるため月末の請求が立て込み、1社ずつの支払い処理により経理業務が煩雑化していることが問題だったという。万が一支払い期日を過ぎてしまうと、卸売業者との関係性が悪化し、好条件で取引ができなくなってしまう。
このような背景を受け、卸売業者と飲食店をつなぐプラットフォームを運営する同社と、約40年にわたるカードビジネスのノウハウや、約3,600万人(連結)の顧客基盤を持つクレディセゾン、1997年よりオンライン決済事業を展開し年間約3.0兆円の決済処理実績を持つDGFTが連携し、卸売業者の代金回収・早期資金化を実現する「クロスオーダー決済」を提供開始したとのことだ。
■「クロスオーダー決済」について
通常、飲食店から30日後(翌月末払い)に入金される売掛金が、「クロスオーダー決済」を利用することで、売上計上日より最短1営業日後に入金可能だ。代金の入金作業が不要となるため飲食店の業務効率化につながり、売掛金の代金回収をクレディセゾンが担うため卸売業者も未回収リスクがなくなるとのことだ。
■それぞれのメリット
①経理業務を効率化できる
毎月の請求書発行や督促業務の負荷が減る。
与信・代金回収はカード会社であるクレディセゾンが行うため、入金遅延や未回収のリスクがない。
②入金サイクルが早い
納品後、最短1営業日で入金。
そのため商品仕入れ代金支払いの前に回収が可能だ。
<飲食店側>
①カード決済でポイントが貯まる
飲食店は日々の仕入れで「永久不滅ポイント」が貯まる。
有効期限のないポイントなので、ポイント失効の心配もない。
②支払い業務が楽になる
セゾンカードの支払いとして口座引き落としができるので、月末の振り込み作業がなくなる。
支払い期日を気にする必要もなくなり、飲食店に喜ばれる。