リモートワークでのコミュニケーションを活性化させるチャットボット「知性」がリリース
2021/7/12
株式会社Xemonoは、コロナ禍で仕事のあり方が変化している現在の日本で、リモートワークでのコミュニケーションを活性化させるチャットbot「知性」をリリースすると発表した。
Contents
■知性botの概要
「ちせい」と呼ぶと返事をする、メンバーの話し方を覚えてまねをする、数字を言うとその音数の詩を作ってくれる、など、さまざまな応答をしてくれる。
また、日報機能を備えており、仕事始めと仕事終わりに知性に話しかけて、その日の目標や進捗を書き込むと、定型の日報を作ってくれる。この日報は保存することができる。
■サービスの背景
リモート環境では、コミュニケーションの手段としてチャットが導入される。しかし、チャットに書き込むメンバーもいれば、あまり書き込まないメンバーもいる。書き込まないメンバーの進捗はどうか、何かに悩んでいないか、確認するのは手間がかかるという。また、仕事に必要なことしか書き込まないので雑談が発生せず、メンバー同士の交流が促進されない、という問題もある。
こうした問題を解決し、会社やコミュニティを育てていくには、メンバー同士が雑談しやすい雰囲気を作る必要がある。知性は、この問題を解決するカギとなるとのことだ。
■斜め上からのソリューション
また、日報機能を活用することで、メンバーの進捗状況を可視化し、管理しやすくする。メンバー同士が、互いにどのような調子で仕事が進んでいるのか、確認しあうこともできる。
知性は、そのさまざまな機能によってとぼけた返答をすることで、コミュニティのメンバーに雑談の話題を提供してくれる。気軽に雑談できる雰囲気が育っていれば、コミュニティが困難に直面した時も柔軟に対応することができるという。
知性は、リモートワークを導入してから社員同士の雑談が減ってしまった会社から、リモート環境での作業にあたりチャットが過疎状態になってしまった同人コミュニティまで、幅広い活用方法があるとのことだ。