モバイルオーダーPOS「ダイニー」、約3.5億円の資金調達でサービスの認知拡大と新たなプロダクト開発を行う組織強化へ
2021/7/27
株式会社dinii (以下、ダイニー) は、2021年6月にグロービス・キャピタル・パートナーズをリード投資家として、Coral Capitalや個人投資家を引受先とする第三者割当増資を実施し、約3.5億円の資金調達を実施したと発表した。これにより、累計4.8億円の資金調達が完了した。
■資金調達の背景
1970年代、POSの台頭により成長を続けてきた飲食業界、テクノロジーの発達・近年のコロナ禍での消費者の生活様式の変化に伴い日本の飲食店を取り巻く環境は目まぐるしく変化した。同社は、「利用者のスマートフォンとお店をオンラインで繋ぐこと」そして、飲食店の「オフラインでの顧客への体験価値・提供価値の向上」このオフラインとオンラインの融合が飲食業界に今必要な変化だと考えているという。
現在同社ではモバイルオーダーPOS「ダイニーセルフ」を中心に、飲食店の店舗運営に欠かせない10のプロダクトを開発運営している。飲食店運営の基幹となるPOSシステム、その販売情報を顧客情報と繋ぎ、飲食店で食事をする人のより良い体験に繋げることを目指しているという。年内には、飲食店と利用者がオンラインで対話できる機能を複数リリース予定とのことだ。
■ 資金調達の概要
調達方法:第三者割当増資
引受先:
・グロービス・キャピタル・パートナーズ (新規投資家)
・Coral Capital (新規投資家)
・ANRI (既存投資家)